未開野蛮 みかいやばん
文明が開けず、文化の発展が遅れていること。
微塵粉灰 みじんこっぱい
こなごなになること。こっぱみじん。
水滴穿石 みずしたたりていしをうがつ
力が足りなくても根気よく続ければ、しまいに目的をはたすことができるということのたとえ。
以水投石 みずをもっていしにとうず
水を石にかけても、石が水をはね返すように、いかなる意見も全く受け入れてもらえぬこと。
以水減火 みずをもってひをめつす
水をもって火を消すことは、いとたやすいように、物事が安易にできるたとえ。
以水救水 みずをもってみずをすくう
水をそそいで水をとめようとする。手段を誤って、勢いをとめようとして反って勢いづかせること。
彌陀名号 みだのみょうごう
南無阿弥陀仏をいう。また、その六字。これを唱えると浄土へいくという思想がある。
密雲不雨 みつうんふう
兆候はあるのに、依然として事が起こらないことのたとえ。
三日天下 みっかてんか
権力を握っている期間が、きわめて短いことの形容。
三日法度 みっかはっと
短い期間しか守られない法律や規則のこと。また、効き目の薄い薬などのこと。
三日坊主 みっかぼうず
僧侶の修行をしても三日も続かないということから、飽きやすく長続きしないことやその人のこと。
蜜月旅行 みつげつりょこう
ハネムーン旅行。新婚旅行。
脈絡通徹 みゃくらくつうてつ
筋道が、始めから終わりまで一貫していて意味のよく通じること。矛盾がないこと。
妙計奇策 みょうけいきさく
他の人の思いつかないような奇抜ですぐれた計略。
名字帯刀 みょうじたいとう
江戸時代、武士の特権であった姓を名乗り刀を持つことが、功績や財力などによって平民にも許されたこと。
妙手回春 みょうしゅかいしゅん
手を触れれば春になるかのような、医師の凄い腕前をいう。敏腕の医師により、病気が良くなること。
名詮自性 みょうせんじしょう
仏教で、名前はそのものの本性を言い表わすということ。名は体を表わす。
妙法一乗 みょうほういちじょう
法華経だけが悟りを得られる唯一のものと説いたもの。
名聞利益 みょうもんりやく
仏教で、名誉や利益。世間において名声が広まり、物質的豊かさを得ること。略して「名利」とも言う。
名聞利養 みょうもんりよう
名声と財産を得ようとする欲のこと。
未来永劫 みらいえいごう
これから先、未来の時間が永遠ということ。
未練未酌 みれんみしゃく
相手の事情を理解することができなくて、あきらめきれず心残りなこと。