能工巧匠 のうこうこうしょう
技能に優れた大工、腕の良い職人。
能事畢矣 のうじおわれり
成し遂げなければならないことは、すべてやり尽くした、の意。
嚢沙之計 のうしゃのけい・のうしゃのはかりごと
韓信がたくさんの土嚢で川の上流をふさぎ、敵が河を渡ろうとしたときに、一度に水を流して大いに敵を破った計略。
嚢中之錐 のうちゅうのきり
才能のある人は、大勢の中にいてもすぐに才能を発揮して目立つようになること。すぐれた人物は自然に頭角を現すこと。
能鷹隠爪 のうよういんそう
能ある鷹は爪を隠す。実力のある人物は、いたずらにそれを誇示することはしないということ。
喉元思案 のどもとじあん
浅はかな考え。思考を重ねて胸の辺りでじっくり考えたのではなく、胸よりも浅い喉のあたりで思いついた考えのこと。咽元とも。
述而不作 のべてつくらず
先賢の説を受け継いで述べ伝えるだけで、しいて自分の新説を立てようとしないこと。