日本映画

ぐっちーランク以外でのお薦め

(ぐっちーの映画ランキングは、私が今まで見た映画を、勝手にランキングしたものです。なんの権威も保証もありません。あしからず。) 

 日本映画では、私ぐっちーが、みんなにお薦めできる作品は、映画トップページにあげた作品くらいしかない。あとは、個人的に面白かった作品や、寅さんシリーズのような時間つぶし的な作品が多い。

 ぐっちーランク以外でのお薦めと書いたのは、映画トップページにあげたSSランク1Sランク2Aランク4Bランク24計31作品以外のものの意味である。

 

 ここでは個人的に面白かった作品をC、Dランクからいくつかご紹介しようと思う。(年代順)

野良犬 (1949)
ゴジラ(1954)
事件 (1978年)
祝辞 (1985年)
ZIPANG ジパング (1990)
リング (1998)
クワイエットルームにようこそ (2007)
愛のむきだし (2008)
インスタント沼 (2009)

野良犬

『野良犬』(のらいぬ)1949年(昭和24年)10月17日公開の日本映画
監督 黒澤明

日本映画において、ドキュメンタリータッチで描く刑事ものという新しいジャンルを開拓し、画期的な作品として、その後の同系作品に影響を与えた作品。

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村上刑事:三船敏郎
佐藤刑事:志村喬
並木ハルミ:淡路惠子(S.K.D)
ハルミの母:三好榮子
ピストル屋のヒモ:千石規子
桶屋の女房(遊佐の姉):本間文子
スリ係市川刑事:河村黎吉(松竹)
光月の女将:飯田蝶子(松竹)
桶屋のおやぢ:東野英治郎(俳優座)
阿部捜査主任:永田靖(俳優座)
呑屋のおやぢ:松本克平(俳優座)
遊佐:木村功(俳優座)
スリのお銀:岸輝子(俳優座)
レビュウ劇場の演出家:千秋實(バラ座)

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 ある猛暑の日、村上刑事は射撃訓練からの帰途のバス中でコルト式拳銃を掏られ、犯人を追うも見失ってしまう。拳銃の中には7発の銃弾が入っていたため、事件が起きるのではないかと彼は焦り戸惑う。村上は上司の中島警部の進言で、スリ係の市川刑事に相談し、鑑識手口カードを調べるうちに女スリのお銀に目星を付ける。村上はお銀のもとを訪ねるも、彼女はシラを切るばかり。そこで村上は彼女を執拗に追い回し、とうとう観念したお銀は、場末の盛り場でうろついてるとピストル屋が袖を引くというヒントを与える。

 

 ピストルを探すため復員兵姿で闇市を歩く村上は、ピストルの闇取引の現場を突き止め、ピストル屋のヒモの女を確保するが、先に女を捕まえたためコルトを渡しに来た男に逃げられてしまう。そこへ淀橋で強盗傷害事件が発生し、その銃弾を調べると村上のコルトが使われたと分かった。

 

 責任を感じた村上は辞表を提出するが、中島警部はそれを引き裂き「君の不運は君のチャンスだ」と叱咤激励する。村上は淀橋署のベテラン刑事佐藤と組み捜査を行うことになった。

村上と佐藤はピストル屋のヒモの女を聴取して、拳銃の闇ブローカー・本多の存在を突き止める。

 

 本多が野球好きだと知り、捜査陣は巨人対南海戦が行われる後楽園球場に向かう。アイスキャンディー売りの男が本多を発見し、二人は場内放送で本多を正面玄関に呼び出して逮捕する。本多の口からピストルは遊佐の元にあることが判明。二人は早速遊佐の実家の桶屋へ向かい、姉から復員のときに帰りの汽車で全財産のリュックを盗まれて、それが原因でグレたことを知る。また、実家の部屋から発見した便箋より、恋人のハルミの存在をつかむ。

 

 二人はダンスホールを訪ね、そこで踊子をしているハルミを訪ねるが、多感な年頃の彼女は遊佐との関係には口を割らなかった。


 ついに村上のコルトで殺人事件が発生、まだピストルには弾が5発残っている。二人はハルミのアパートへ向かい、村上はハルミが遊佐について白状するのを待つ。佐藤は部屋にあった「あづまホテル」のマッチを手掛かりに遊佐の姿を追い、彼が宿泊する弥生ホテルに辿り着く。佐藤はホテルの電話から村上に電話をかけるが、遊佐の凶弾に倒れてしまう。受話器越しで2発の銃弾を聞いた村上は絶叫する。

 

 翌朝、警察病院で佐藤の回復を待つ村上の元にハルミがやって来て、遊佐が午前6時に大原駅(架空の駅)で待っていることを告げる。村上は駅へ駆け出し、待合室の人々の中から遊佐を探し出す。村上と目が合った遊佐は逃亡、それを追いかけ、雑木林の中で格闘を繰り広げる。1発の銃弾が村上の左腕を射抜き、残りの2発は外れ、弾丸はなくなった。力尽きた遊佐に村上は手錠をかける。その側を登校する子供たちが「蝶々」を歌いながら通っていく。(ウィキペディアより)
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ぐっちーランク               C ★ 

みんなのシネマレビュー(10点満点)  7.56点

Yahoo!映画(5点満点)          4.25点
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淡路恵子の16歳の踊り子姿に萌え。三船敏郎、若くてギラギラ。木村功、やっぱりいいね。

 

ゴジラ(1954)

『ゴジラ』は、1954年(昭和29年)11月3日[注 1]に、東宝が製作・公開した日本映画
監督 本多猪四郎(本編)、円谷英二(特撮)
巨大怪獣ゴジラが登場するゴジラシリーズ第1作(現在国内29作国外7作)。日本の怪獣映画の元祖である。

尾形秀人(南海サルベージKK所長):宝田明
山根恵美子:河内桃子
芹沢大助(科学者):平田昭彦
山根恭平博士(古生物学者):志村喬
田辺博士:村上冬樹
萩原(毎朝新聞記者):堺左千夫
南海汽船社長:小川虎之助
山田政治(まさじ)[注 26]:山本廉
国会公聴会委員長:林幹
爺様(大戸島の長老):高堂國典
小沢婦人代議士:菅井きん
太平洋の北緯24度 東経141度の地点で貨物船「栄光丸」が原因不明の沈没事故を起こした。さらに救助に向かった貨物船「備後丸」が沈没。大戸島(劇中では「おおどしま」と発音される)の漁船に救われた乗組員は「海が爆発した」と語る。その漁船も遭難沈没してしまう。いかだで流れ着いた大戸島の漁師・山田政治(まさじ)[2]は、「やられただ、舟ぐるみ」と証言する。新聞記者の萩原は、遭難地点に近い大戸島へヘリコプターで向かう。政治の話を聞いた島の古老[注 3]は、大戸島の伝説に伝わる怪物「呉爾羅(ごじら)」の仕業ではないかと漏らす。近頃の不漁もその怪物が魚類を食い荒すせいだという。海中に食物がなくなれば、怪物は陸へ上って牛や人間まで食べ、昔は若い娘を生贄に沖へ流したと語る。

そして、暴風雨の夜、島に巨大な生物が上陸し、家屋が破壊され住民や家畜に死傷被害が出る。政治も弟の新吉(しんきち)を残し、母のくに[3]と共に命を落とす。政府には大戸島災害陳情団が列をなし、政府公聴会ではこれを未知の生物の仕業とする一連の証言を受け、古生物学者の山根恭平博士らによる調査団が結成された。このメンバーには、物理学者の田辺博士、新聞記者の萩原のほか、娘の恵美子やその恋人で南海サルベージ所員の尾形秀人らが同行した。いよいよ調査船出港の日、見送りの人々の中に、恵美子の元婚約者の芹沢大助博士の姿もあった。大戸島では、壊滅した村の一部だけにおびただしい放射能反応が確認された。山根博士は残された巨大な足跡からジュラ紀の古生物であるトリロバイト(三葉虫)[注 4]を発見。そのとき不気味な足音が鳴り響き、海へ続く山の峰に向かった一行が見たのは、恐ろしい咆哮とともに、山の向こうから頭をもたげた怪獣だった。

東京へ戻った山根は、その巨大生物を大戸島の伝説に従って「ゴジラ」と呼称し、トリロバイトと残留放射能ストロンチウム90を根拠に「200万年前[注 5]のジュラ紀に生息し、海底の洞窟に潜んでいた太古の生物が、水爆実験の影響で安住の地を追われ、出現したのではないか」とする見解を国会での公聴会で報告。この事態に国際問題を考慮して公表回避を主張する与党と、事実の公表を主張する野党とで国会は紛糾。人々は再びの疎開を話題にする。

山根らの報告を受けた政府はゴジラに対し、大戸島西方沖の海上でフリゲート艦隊による爆雷攻撃を実施。その夜も銀座にはネオンが輝き、東京湾上の遊覧船では笑いさざめく人々の姿があった。そのとき、不気味なゴジラの足音が響き、彼らの眼前にゴジラが姿を現したが、再び海中に姿を消す。これを報じるテレビに、山根は古生物学者という立場上、太古の生物の生き残りであるゴジラを抹殺しようとする政府の方針に心を痛める。

政府は特別災害対策本部を設置し、山根にゴジラ抹殺の方法を尋ねるが、博士は古生物学者の立場から、水爆の洗礼を受けなおも生命を保つゴジラの抹殺は無理とし、その生命力の研究こそ急務と主張する。新聞記者の萩原は恵美子を訪ね、ゴジラ対策に有効なプランを持つと噂される、芹沢との面会を申し込む。芹沢は山根の養子となるはずの身だったが、戦争で片目を失ったあと[注 6]恵美子との婚約を破棄し、1人自宅の研究室にこもっていた。芹沢は萩原を追い返した後、恵美子にある極秘の実験を見せ、「絶対に他言しないように」と固く口止めする。

その夜、ゴジラが突如として東京湾に現れた。ゴジラは防衛隊の機関銃をものともせず、芝浦に上陸する。逃げまどう群衆の中[注 7]、防衛隊に「ゴジラに光を当ててはいけない」と進言する山根。ゴジラは水爆実験の記憶から、光に対して過剰反応を示すのだった。しかし、防衛隊はこれを受け入れようとはしなかった。やがてゴジラは品川運転所を襲い、足に衝突してきた列車を踏みつぶし、八ツ山橋を破壊し、海へと去る。人々はゴジラに怖れおののき、逃げまどうばかりだった。一夜明けた後、防衛隊は5万ボルトの電流を流した高圧送電線式の鉄条網を東京湾沿岸に張り巡らせ、ゴジラの上陸を阻止し感電死させようと計画する。あくまでゴジラを研究対象としたい山根と、その抹殺を主張する尾形の間で恵美子は板挟みとなる。

その後、ゴジラは再び京浜地区に接近。高圧電流も防衛隊火力部隊の攻撃もものともせず、防衛線を突破して再び東京に上陸する。ゴジラは水爆実験の影響を受け、後天的能力として、口から放射能を帯びた白熱光を吐く大怪獣と化していたのである。戦車隊を全滅させ、口から吐く白熱光で街を火の海に変えてしまうゴジラ。銀座松坂屋を火に包み、和光ビルの時計塔の鐘の音に怒ってこれを破壊する。ゴジラの進撃は止まらず、日本劇場、国会議事堂を叩き壊し、首都の惨状を伝える報道陣もろともテレビ塔をなぎ倒した後、勝鬨橋をひっくり返して、再び東京湾へと去る。ようやく戦闘機隊のロケット弾攻撃が始まるが、人々の歓声むなしく、ゴジラは海中へと姿を消してしまう。

東京は焦土と化し、ゴジラのまき散らした放射能は、罪のない児童にもおよんでいた。恵美子は臨時救護所で[注 8]被災者たちの救護に当たったが、被災者のこの凄惨な状況を見るうちに耐えられなくなり、芹沢との約束を破って、尾形に芹沢の秘密を明かすことを決意する。芹沢の研究所で見せられたのは、水中の酸素を一瞬にして破壊し、あらゆる生物の酸素を奪い、死滅させ溶解する「オキシジェン・デストロイヤー(水中酸素破壊剤)」であった。

尾形は恵美子を連れて芹沢のもとに向かい、懸命にオキシジェン・デストロイヤーの使用を求めるが、「オキシジェン・デストロイヤーは恐ろしい兵器になり、軍事利用されるかも知れない」と苦悩する芹沢は頑として受け入れない。だが、2人の熱意とテレビに映し出された被災者たちの姿、「平和への祈り」に、ついに一度だけの使用に限ってこれに応じる。芹沢は尾形とともに東京湾に潜り、オキシジェン・デストロイヤーの装置を作動させる。ゴジラは苦しみ始め、海上で断末魔の悲鳴を残し、やがて海中に泡となって消える。それを確認した芹沢もまた装置の悪用を恐れ、自らナイフで命綱と空気管を切断。行方を見守っていた人々が、ゴジラを倒した喜びや芹沢の死の悲しみに騒然となる中、山根はひとりつぶやく。「あのゴジラが最後の一匹とは思えない。もし水爆実験が続けて行われるとしたら、あのゴジラの同類がまた世界のどこかに現れてくるかもしれない…[注 9]」と。(ウィキペディアより)
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ぐっちーランク               C ★ 

みんなのシネマレビュー(10点満点)  8.29点

Yahoo!映画(5点満点)          4.36点
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  当時の日本としてはこれで最高の特撮技術。これがもう少し良ければ。モノクロでもAランクなんだけど。一般的ランキングサイトではどこでも高評価。

 

事件

『事件』(じけん)1978年日本映画
監督 野村芳太郎

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日本アカデミー賞:作品賞・監督賞・脚本賞・技術賞(撮影の川又昂に対して)・美術賞[要出典]・主演女優賞(大竹しのぶ)・助演男優賞(渡瀬恒彦)
毎日映画コンクール:日本映画大賞・監督賞・脚本賞・撮影賞・美術賞
ブルーリボン賞:監督賞・助演男優賞(渡瀬恒彦)・新人賞(永島敏行)
キネマ旬報賞:助演女優賞(大竹しのぶ)・助演男優賞(渡瀬恒彦)・日本映画ベストテン第4位
文化庁芸術選奨文部大臣賞(野村芳太郎)

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菊地弁護士:丹波哲郎
岡部検事:芦田伸介
坂井ヨシ子:大竹しのぶ
上田宏:永島敏行
坂井ハツ子:松坂慶子
花井先生:山本圭

坂井すみ江:乙羽信子
大村吾一:西村晃
宮内辰造:渡瀬恒彦
谷本裁判長:佐分利信
清川民蔵:森繁久彌
上田喜平:佐野浅夫
篠崎かね:北林谷栄
桜井京子:夏純子
野口陪席判事:中野誠也
矢野陪席判事:磯部勉
田淵(神奈川日報記者):穂積隆信
多田三郎:丹古母鬼馬二
天野巡査:早川雄三
米子雑誌主人:山本一郎

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神奈川県の山林で、若い女性の刺殺死体が発見された。被害者(23)はこの町の出身で、厚木市でスナックを営んでいた。数日後に警察は19歳の工員を逮捕した。彼は、事件の夕刻、現場付近の山道で地主に目撃されており、事件翌日から被害者の妹と駆け落ちして同棲していた。裁判が開始されたが、召喚される証人から次々と意外な事実が解明されていった。(ウィキペディアより)
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ぐっちーランク               C ★ 

みんなのシネマレビュー(10点満点)  6.17点

Yahoo!映画(5点満点)          3.85点
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  受賞歴も凄い、俳優も超一流、原作小説家も一流。でも扱っているのが殺人事件だと明るくないね。疑惑みたいに別切り口ならともかく。

 ま、見て損はない、名優揃いだしいい演技もしている、佳作とは言える作品でしょう。

 

祝辞

『祝辞』1985年日本映画
監督 栗山富夫
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早乙女良介 -  財津一郎 
早乙女絹代 -  林美智子 
早乙女宗八郎 -  山口良一 
早乙女房枝 -  工藤夕貴 
岩崎専務 -  内藤武敏 
谷村部長 -  前田武彦 
字佐美恭子 -  和由布子 
早乙女みよ -  賀原夏子 
原田一郎 -  植木等 
東田泰平 -  柄本明 
岩崎範道 -  山下規介 
椿佑子 -  飯星景子 
社長 -  有馬昌彦 
南村 -  鈴木ヒロミツ
電車で独り言を言う男 -  石倉三郎

西口課長 -  三谷昇 
芸者 -  神崎愛 
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 大手会社の庶務課長の早乙女良介は、定年を間近に控えた万年課長。彼の家族は、妻・絹代、高校生の娘・房枝、母・みよ、それに演劇に夢中で勘当中の息子・宗八郎である。ある日、良介は専務から、息子の結婚式のスピーチを頼まれた。口下手な彼は悩みに悩む。

 

 絹代は訪ねてきた宗八郎から、自分たちの芝居のファンでOLの宇佐美恭子と結婚すると聞き、うろたえてしまった。宗八郎は「お父さんにはお母さんから話してくれ」と帰って行った。良介は本を買ってきたり、ビデオを見たりとスピーチの準備に頭をかかえている。それでもいい案の浮かばない彼は、アナウンサーだった友人・原田一郎を訪ねることにした。

 

 絹代は宗八郎のアパートに電話をかけ、彼が同棲していることを知る。そして、休日にアパートを訪れ、恭子に会って驚いた。恭子はしっかりした良家のお嬢さんだったのである。絹代の心は緩んで来たが、問題は頑固な良介をどう説得するかである。良介はようやくこれだというエピソードを思いついた。帰宅するなり、スピーチの原稿を書き、家族に読みあげる良介。絹代も房枝も満足そうだった。

 

 その夜、良介は絹代に「宗八郎に厳しくあたりすぎたかもしれない、ママには感謝しているよ」と語った。結婚披露宴の当日、良介の前に谷村部長のスピーチが始まった。それを聞いてみるみる良介の顔が青ざめた。彼がようやく考えついたエピソードそのままなのである。

 

 スピーチに立つが、動転している良介は「私には二人の年頃の子供がいる」と言ったきり絶句。そして「おめでとうございました」だけで終わる。ガックリして帰宅した彼は家族にあたり、会社をやめると言いだす。そこに専務から電話がかかり、新婦の両親が良介の感情のこもったスピーチに感激していることを告げた。(Movie Walkerより)
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ぐっちーランク               C ★
みんなのシネマレビュー(10点満点)  7.00点

Yahoo!映画(5点満点)          未評価
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 Yahoo!映画が未評価でも、ウィキペディアに項目がなくても、DVDやブルーレイが未発売でも、私が所持していたVHSはビデオデッキともども処分していたとしても、主演が財津一郎でも、いいものはいい。山口良一、工藤夕貴はうまいし、 和由布子は可愛い。植木等、前田武彦、鈴木ヒロミツみんないい味出してる。もちろん財津一郎と林美智子の名演技は折り紙付き。みんなのシネマレビューの7点という高得点は、採点者も作品もさすがだと思う。 

 

 傍目には、なんの事件もない、人も死なない、穏やかな日常だけど、渦中の当人たちにはいずれも、人生の大事件。もしそれを、思い返して笑えるのなら、いい人生を送れたんだね。

 

ZIPANG ジパング

『ZIPANG』(ジパング)1990年日本映画
監督:林海象
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地獄極楽丸:高嶋政宏
鉄砲お百合:安田成美
刀番・研造:ベンガル
人形・文七:佐野史郎
徳川家康:東千代之介
林羅山:成田三樹夫
女王:鰐淵晴子
ジパング王:平幹二朗
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 時は江戸時代初期。お尋ね者の盗賊・地獄極楽丸は四人の仲間とある古墳に忍び込み、地面に突き刺してあった黄金剣の七支刀を引き抜いて盗み出す。

 

 すると、剣の刺してあった穴から刺青の男が出現、地獄極楽丸一味を追う。一方、徳川家康の命を受けた服部半蔵率いる忍者軍団も彼等を追う。その剣は、伝説の黄金の国・ジパングの扉を開くための“鍵”だったのだ。

 

 こうして地獄極楽丸一味と刺青の男、忍者軍団、さらには地獄極楽丸を討ち取って名を上げようとする女賞金稼ぎの鉄砲お百合も加わって、奇想天外な物語が繰り広げられる。(ウィキペディアより)
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ぐっちーランク               C ★ 

みんなのシネマレビュー(10点満点)  4.73点

Yahoo!映画(5点満点)          3.50点
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 みんなのシネマレビュー(10点満点)  4.73点ということは、平均作に満たないと言うことなんだけど、Yahoo!映画の3.50は悪くない。とにかく好き嫌いがあるシュールなドタバタ喜劇、でも、織姫と卑弥呼と天照大神を足して3で割ったような女王と謎の男の恋物語も面白いじゃないか。

 殺陣の名シーンのオマージュが続いたら鉄砲お百合の登場!いいねナウシカ!

 

リング

『リング』は、1998年1月31日に公開された、日本のホラー映画
監督 中田秀夫

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浅川 玲子 - 松嶋菜々子
高山 竜司 - 真田広之
高野 舞 - 中谷美紀
大石 智子 - 竹内結子
倉橋 雅美 - 佐藤仁美
浅川 陽一 - 大高力也
岡崎 - 柳ユーレイ
山村 志津子 - 雅子
伊熊 平八郎 - 伴大介
山村 敬 - 沼田曜一

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 某テレビ局のディレクターである浅川玲子は、都市伝説にまつわる取材の中で、見た者を1週間後に死に至らしめる「呪いのビデオ」に関わったと噂される男女が、数日前に奇怪な死を遂げた自分の姪、大石智子と同日の同時刻に死亡していることに気づく。


 調査を進めた玲子は、同時に死んだ智子たち4人の間には交友関係があり、彼らが1週間前に伊豆の貸し別荘「伊豆パシフィックランド」に宿泊していたこと、そしてその際に撮影されたフィルム写真上の4人の顔が不気味に歪んでいることに着目する。


 彼らの死の謎を突きとめようとして問題の貸し別荘を訪れた玲子は、そこで貸出されていた不審なビデオの映像を見てしまい、直後に不気味な無言電話を受け取る。これを境に、玲子自身の写真もまた死んだ4人と同様に歪んだ顔で写るようになってしまう。


 これが本物の「呪いのビデオ」であることを悟った玲子は、離婚した元夫で超能力者である高山竜司に相談を持ちかける。竜司は自分もビデオの映像を実際に確認して内容を調べ、映像に写っていた新聞記事から、これが過去に伊豆大島の噴火を予知したとされる超能力者・山村志津子に関連したものであることを突きとめる。


 竜司は伊豆大島へと出立するが、そんな中、玲子と竜司の間の子供である陽一までもがビデオを見てしまう。玲子は竜司を追って伊豆大島へと向かい、宿泊先で志津子の従兄弟である老人、山村敬と出会うが、詳しい話を聞こうとして拒まれる。竜司が超能力を用いて聞き出そうとした際、玲子はそれに巻き込まれて過去の光景を幻視し、志津子の娘である山村貞子には念じるだけで人を殺せる恐るべき超能力が備わっていたことを知る。そして玲子と竜司は、恐らく既に死んでいる貞子こそが呪いのビデオを生み出した怨霊の正体であると確信する。


 台風により伊豆大島を出る船便が欠航し、玲子がビデオを見てから1週間の期限が迫る中、玲子は竜司や陽一の元には無言電話がかかってこなかったという事実から、決定的な手がかりは一連の発端である伊豆の貸し別荘近くにあるという可能性に思い至る。貞子の為にと決意を固めた山村老人が自らの漁船を出し、2人を伊豆へと送り届ける。


 貸し別荘に到着した2人はその床下から、ビデオの映像に登場した古井戸を発見し、それに触れた玲子は父親によって井戸に突き落とされた貞子の最期を幻視する。期限の時刻が刻々と迫る中、玲子と竜司は死に物狂いで貞子の遺体を探し、ついに井戸の底から貞子の白骨死体を見つけ出す。玲子は期限を迎えても死に至らず、安堵に胸を撫で下ろす。


 しかし翌日、検証のために玲子から渡された「呪いのビデオ」を見てからちょうど1週間を迎えた竜司は、自宅のテレビが突然に点灯するのを目撃し、そこに映し出された井戸から這い上がってくる貞子の姿を目にする。電話が鳴り響く中、長い前髪を揺らし奇怪な動きで歩み寄ってきた映像の中の貞子は、テレビの画面を通り抜けて這い出し、竜司の眼前にその姿を現す。そして恐怖にすくむ竜司へとにじり寄り、前髪の間から覗いた狂気の目で彼を睨み殺す。


 竜司の死を知った玲子は、陽一にかけられた呪いが解けていないことに気づく。玲子は竜司の部屋から持ち出した「呪いのビデオ」のコピーと、都市伝説の取材で耳にした話から、自分だけが助かったのは「呪いのビデオをダビングして他人に見せた」からであるという結論に至る。物語は、最愛の息子・陽一を救うための犠牲として、自分の両親にビデオを見せることを決意した玲子が、暗雲たちこめる暗い空の下、車を走らせる場面で終わる。(ウィキペディアより)
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ぐっちーランク               C ★ 

みんなのシネマレビュー(10点満点)  5.70点

Yahoo!映画(5点満点)          3.89点
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 (以下工事中)

クワイエットルームにようこそ

『クワイエットルームにようこそ』2007年日本映画
原作小説・脚本・監督 松尾スズキ

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佐倉明日香:内田有紀
焼畑鉄雄:宮藤官九郎
ミキ:蒼井優
江口:りょう
山岸:平岩紙
栗田:中村優子
サエ:高橋真唯
患者:箕輪はるか(ハリセンボン)
明日香の友達:近藤春菜(ハリセンボン)
松原医師:庵野秀明
明日香の元旦那:塚本晋也
コモノ:妻夫木聡
西野:大竹しのぶ

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 28歳のフリーライター・佐倉明日香は、ある朝目覚めると見知らぬ白い部屋にいた。そこは「クワイエットルーム」と呼ばれる、女子専用の精神病院の閉鎖病棟。ストレスの捌け口として大量摂取した睡眠薬が原因で意識を失い、オーバードースを患った自殺志願者と間違えられてしまったのだ。


 突如として放り込まれた異質な環境に戸惑う明日香であったが、尊大な看護師・江口や入院初日に出会った少女・ミキ、元AV女優の西野ら個性的な患者達と接し、次第に閉鎖病棟に馴染んでいく。同時に日常から離れた明日香は、自身とその人生を見つめ直し始める。退院に向けて、奇妙な仲間たちと過ごす14日間が始まった。(ウィキペディアより)
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ぐっちーランク               C ★ 

みんなのシネマレビュー(10点満点)  6.80点

Yahoo!映画(5点満点)          3.95点
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 (以下工事中)

愛のむきだし

『愛のむきだし』(英題:Love Exposure)2009年日本映画
監督 園子温
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本田悠(通称:ユウ) - 西島隆弘
尾沢洋子(通称:ヨーコ) - 満島ひかり
コイケ - 安藤サクラ
カオリ - 渡辺真起子
本田テツ - 渡部篤郎
タカヒロ - 尾上寛之
ユウジ - 清水優
先輩 - 永岡佑
クミ - 広澤草
ケイコ - 玄覺悠子
ユウの母 - 中村麻美
コイケの父 - 板尾創路
BUKKAKE社・社長 - 岩松了
ロイドマスター - 大口広司
親友の神父 - 大久保鷹
司教 - 岡田正
霊感絵画の客 - 倉本美津留
暴走族リーダー - ジェイ・ウエスト
暴走族幹部 - 綾野剛
クラブ店員 - 深水元基
救済会の神父 - 吹越満
ミヤニシ - 古屋兎丸
ヨーコの父 - 堀部圭亮

ゼロ教会先生 - 宮台真司
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 クリスチャンの家庭に生まれた男子高校生の本田悠(通称:ユウ、配役:西島隆弘)は、優しい神父の父テツ(渡部篤郎)と2人で幸せな生活を送っていた。幼くして亡くした母親の「いつかマリア様のような人を見つけなさい。」という言葉を忘れずに。


 後に、父テツに愛人カオリ(渡辺真起子)ができ、聖職者でありながらもカオリに没頭していく。しかしその愛人カオリも去り、ショックのためか父の性格は一変する。ユウはテツから毎日「懺悔」を強要されるが罪を何も思い出せず、父との繋がりを失いたくないがために、しまいに様々な罪作りに励んだ。その中でひとつ、父に許されることのないキリストの教えに反する罪があった。それは、女性の股間ばかりを狙う「盗撮」。


 ユウはテツにヘンタイと殴られるが、これこそが愛だと感じる。そしてユウは盗撮の様々な技術を身につけるが、ついに父から懺悔を拒否されるに至った。父への執着心を愛と感じ取る感性が、ユウを盗撮のプロに仕上げていくが、それでもユウは全く性欲を感じなかった。


 しかし転機が訪れた。ユウが探し続けていた「マリア」との出逢いがあった。その女性は、ユウの目の前で、不良少年たちの大群をカンフーで叩きのめしていた、女子高校生の尾沢洋子(通称:ヨーコ、配役:満島ひかり)。ユウはヨーコに、生まれて初めて恋に落ちた。さらにヨーコも、共に不良少年たちと戦ってくれた、女装していたユウ(通称:サソリ)に恋をした。


 2人は初めて恋心を知ったのだった。ユウはヨーコを想うと勃起が止まらない。ヨーコもサソリを想えば胸が痛くなり、初めてオナニーを覚えた。


 数日後、突然、テツはカオリと再会し、「一緒に暮らし、神父をやめて結婚する」と語るが、そのカオリには連れ子がいた。それがヨーコだった。ヨーコはサソリに恋をするも、その正体が兄ユウだとは気がづかず、ユウを毛嫌いする。ユウの混乱は加速度を増し、想いを押し殺すようにして盗撮を続けていた。


 その頃、膨大な会員数を誇り、営利を貪って、高層ビルまでを所持する悪の教団「ゼロ教会」という謎の新興宗教団体が世間を賑わせていた。教祖の右腕の女・コイケ(安藤サクラ)は何を企んでいるのか、ユウとユウの家族に近づき始めた。しまいにコイケは、ヨーコに自分がサソリだと思わせ、その後、家族丸ごと洗脳した。家族の不信感を払拭できず、家を出て行くユウは、新興宗教団体「ゼロ教会」との戦いを挑むことになった。


新興宗教団体「ゼロ教会」の信者のコイケは、父親からの虐待と復讐の過去があった。愛を足りずして取る行動は、学校での流血を伴う暴虐であった。ヨーコは浮気性の父親への嫌悪感が原因の男性不信に陥っていた。その衝動が、懐かしい家族の風景を自らの手で壊した。


 ユウは新興宗教団体「ゼロ教会」に洗脳されたヨーコの心を取り戻すべく全身全霊を傾ける。(ウィキペディアより)
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ぐっちーランク               C ★ 

みんなのシネマレビュー(10点満点)  7.48点

Yahoo!映画(5点満点)          4.22点
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 (以下工事中)

インスタント沼

『インスタント沼』2009年日本映画
監督 三木聡

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麻生久美子:沈丁花ハナメ(主人公)
風間杜夫:沈丁花ノブロウ(電球)
加瀬亮:ガス
相田翔子:飯山和歌子
笹野高史:西大立目部長(出版社部長)
ふせえり:市ノ瀬千(フリーライター)
白石美帆:立花まどか(編集部員)
松岡俊介:雨夜風太
温水洋一:目撃するサラリーマン
宮藤官九郎:刑事・椹木
渡辺哲:刑事・隈部
村松利史:リサイクル業者・東
松重豊:リサイクル業者・川端
森下能幸:リサイクル業者・大谷
粟根まこと:白い骨董屋・店主
新屋英子:オムライス屋のおばちゃん
五月女ケイ子:感じの悪い看護師
玄覺悠子:モデル・クララ
少路勇介:鑑識課・中島
堀部圭亮:カメラマン・氏家
江口のりこ:スタイリスト・蒲田
芹那:甲賀 (編集部員)
森田ガンツ:消防団・日村
はな:幸運を呼ぶ客
海原はるか:エヴァンゲリオン好きの住職
伊吹吾郎:巻物の神主
石井聰亙:釘を買う客
岩松了:泰安貿易・亀坂社長
佐々木すみ江:旅館のおばさん
松坂慶子:沈丁花翠(みどり、ハナメの母親)

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 非科学的なことは一切信じない、雑誌編集者の沈丁花ハナメは、担当する雑誌が廃刊になって会社を辞することになり、母親の翠は何を考えたかカッパを探して池に落ち昏睡状態になるなど、泥沼の渦中にあった。


 同じ池から発見された母が投函した古い一通の手紙から自分の出生の秘密を知ってしまったハナメは、行方知れずだという実の父かもしれない男・沈丁花ノブロウの居場所を探し、訪ねてゆくことにする。ノブロウは怪しげな骨董店「電球商会」を営んでおり、店にタムロするパンク青年・ガスからは「電球」と呼ばれていた。


 ノブロウのいい加減で身勝手な性格に呆れ果てたハナメだったが、彼らと触れ合っていくうちに骨董に興味を持ちはじめ、自ら骨董屋を開業する。なかなか商売がうまく行かずテンションの上がらないハナメに電球は「物事に行き詰まったら水道の蛇口をひねれ」という教えを伝授する。(ウィキペディアより)
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ぐっちーランク               C ★ 

みんなのシネマレビュー(10点満点)  6.47点

Yahoo!映画(5点満点)          3.75点
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 (以下工事中)

寅さんシリーズについて

 寅さんシリーズなどは、時間つぶしの代表だと思う。今の私は、寅さん映画を人情喜劇として眺めることができる。

 

 以前は、寅さんシリーズが嫌いだった。

 設定上の寅さんの年齢に並ぶまでは、一生懸命に働こうとはせず、少しでも意に沿わない仕事は避け、妹を泣かせ、一人前の顔をして人に説教をしたり、公共の場でマナーを守れない人間を、なぜ映画の主人公として許せるのか疑問だった。


 寅さんが公共の乗り物の車内で、傍若無人に振る舞うと、映画の観客は沸く。私は、虎さんに押しのけられた人や、殴られた(手が触れただけかもしれないが)人のことを思い、無性に腹が立った。寅さんを殴りたくなった。寅が、各話の終わりには、自業自得でつらい目に遭う。当然のことに思えて、なぜこれがコメディとして成立しているのかわからなかった。


 いや、今もわかっていない。観客は、寅さん世界は現世界とはなんの関わりもないファンタジーと割り切ってみているのだろうか?それなら、喜劇としてなりたつだろう。あるいは、設定上の寅さんの年齢より上になり、「若者の過ち」「若気のいたり」として客観的に見ているのか。


 私のように、その世界に入り込むような者にとっては、寅さん映画は苦手である。少なくとも、隣近所に住んで欲しくないタイプの、「騒がし屋」である。酔ったときの声が聞こえない程度、自宅の窓に置いた傘を持っていかない程度に離れた場所にいるのなら、面白い人かもしれないとは思うが。勝手に庭をほじくり返されても、仕方のない者などそんなにいるもんじゃない。近所に住んでたら、トイレを貸せといって上がり込むのは日常茶飯事だろうし、私には耐えられない。


  私が17歳の頃、アルバイト先の人に連れて行って貰ったのが、虎さんを初めて見たときであり、連れてきて貰った以上、勝手には帰れないので、他の客と同じタイミングで笑うようにしながら、ここに書いたようなことを思っていたのである。


 脳梗塞で倒れ、退院後まだ目が見えるうちにとネットを見ていると、寅さん動画が目についた。くだらないけど、暇つぶしなるかもしれないし、ならなきゃ消せばいい、と見始めた。はじめは、昔の感情がよみがえり「ああ、また迷惑かけられる。嫌なやつの話だな。」と思っていた。

 ところが、映し出される映像に昭和の懐かしさを感じ、寅さんに対する嫌悪感があまり湧かない。そうか、時代が違うので、現実味が薄れたのだなと思った。


 外国映画もそうだ。現実味は邦画より薄い。だから突拍子もないほら話でもついて行ける。

 つまり、寅さん映画をリアルタイムで見て笑っていた人たちは、そちらが圧倒的多数だが、映画を現実的と感じずに見ることができる人、描かれているのはフィクションお話であり、現実とは関係ないと見ている人たちなのではなかろうか。

 私は、アニメでも、初見時は現実のものとして感情移入する。大多数の人は、お話を眺めているだけで気が向いたときだけ感情移入しているのではないか。

 寅さん映画に関してというか、寅さん映画から離れたかもしれないが、映画の見方に関して、寅さんで笑える人々と笑えなかった私の違いは、そのリアル感にあるのではないかと思うのである。

つまり、映画・ドラマ・アニメなどは、私にとっては見るものだが、ただ眺めるものだという人の方が多いのではなかろうか。これが現実だと思って見るのと、単なるお話だと眺めるのとでは、得られるものの大きさが違うと思うのだが如何だろうか?

 (以下工事中)