外国映画 82位から102位

82  グレン・ミラー物語(1954)
83  小さな命が呼ぶとき (2010)
84  ドランク・モンキー/酔拳 (1978)

85  黄昏(1981)
86 ドラゴンへの道/最後のブルース・リー (1972)
87  ヤングガン (1988)
88  ジュラシック・パーク (1993)
89  静かなる男 (1952)
90  小さな恋のメロディ (1971)
91  シャレード (1963)
92  西部戦線異状なし (1930)
93   CUBE (1997)
94  サボテンの花 (1969)
95  第三の男 (1949)
96  哀愁 (1940)
97  マイ・フェア・レディ  (1964)
98  ハムレット(1996)
99  荒野の七人 (1960)
100  キリング・フィールド (1984)
101  カサブランカ (1942)
102  バタフライ・エフェクト/劇場公開版 (2004)

(ぐっちーの映画ランキングは、私が今まで見た映画を、勝手にランキングしたものです。なんの権威も保証もありません。あしからず。) 

グレン・ミラー物語

『グレン・ミラー物語』(原題:The Glenn Miller Story)1954年アメリカ映画
監督 アンソニー・マン
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グレン・ミラー   ジェームズ・ステュアート
ヘレン・バーガー   ジューン・アリソン
チャミー・マグレガー   ハリー・モーガン
ドン・ヘインズ   チャールズ・ドレイク
サイ・シュリブマン   ジョージ・トビアス
ヘンリー・アーノルド将軍   バートン・マクレーン
ルイ・アームストロング    ルイ・アームストロング(本人)
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 若いトロンボーン奏者グレン・ミラー(ジェームズ・スチュアート)は、新しい音楽を創り出す悲願を抱き、そのため苦しい生活を忍んでいた。彼の親友のピアノ奏者チャミイ(ヘンリイイ・モーガン)さえも、グレンの目的に疑いを持つようになったが、偶然の機会にグレンの編曲した作品がベン・ポラック(自身出演)の耳にとまり、ポラックの編曲助手として採用され彼の楽団と一緒に演奏旅行に出た。


 デンヴァーに来たとき、グレンは学校時代の女友達ヘレン(ジューン・アリソン)に電話をかけ、真夜中に彼女を訪れた。彼はヘレンとは2年間も音信不通であったが、彼女を彼の両親の家へ朝食に連れ出した。彼の唐突なやり方にヘレンもはじめはさからったが、次第に彼に惹かれるようになった。だが、グレンが彼女に求愛しようとしたとき、チャミイがあらわれ、グレンを仕事に連れ去ってしまった。


 大衆音楽に新しい音色を入れようと努力をつづけるグレンは、楽団斡旋屋のドン・ヘインズに認められたのを機にポラックの許を去り、2年間編曲に専念したが、成功せず、この原因はヘレンのいないことだと悟った。


 彼は直ちに長距離電話でヘレンを呼び出して結婚を申込み、彼女も承諾を与えた。式は紐育の小さな教会でささやかに挙げられた。グレンは、ヘレンのすすめで本格的に作曲の勉強をはじめた。まとまった貯金が出来たとき、ヘレンはグレンにすすめて自分の楽団を組織させた。


 6ヵ月後ボストンに出演することになったが、途中事故のため楽団は解散の止むなきに至り、妊娠中のヘレンも健康を害し入院してしまった。ミラー一家の苦境を知ったボストンのポール・ルームの経営者シュリプマンは、グレンに1000ドルを提供して楽団を再編成させ、ポール・ルームに出演させた。


 そのとき偶然、トランペット奏者が唇をいためたので、彼のスコアをクラリネットに書きかえて演奏させたところ、これが計らずもグレン・ミラー・サウンドの誕生となり、未来への光明が開けた。長男が生まれ、演奏も大当りがつづき、レコードも飛ぶように売れた。ハリウッドからも招かれ、得意の絶頂にあったとき第2次大戦が勃発した。


 グレンは志願して空軍に入り、戦債及び兵員募集のための演奏をつづけ、次いでヨーロッパ戦線へ慰問旅行に出かけた。クリスマスの日にはグレンはパリから米国向けに特別放送をすることになり、その番組で遥かにヘレンたちに呼びかけようと決心した。だがロンドンからグレンを乗せてパリに向かった飛行機は英仏海峡上空で消息を絶ったまま、遂に帰らなかった。(Movie Walkerより)
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ぐっちーランク               B ★★ 

みんなのシネマレビュー(10点満点)      7.67点

Yahoo!映画(5点満点)          4.14点
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 (以下工事中)

小さな命が呼ぶとき

『小さな命が呼ぶとき』(Extraordinary Measures)2010年アメリカ映画
監督 トム・ボーン
ポンペ病の治療薬マイオザイムの開発に奔走したジョン・クラウリーの実話を基に製作された作品
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ジョン・クラウリー  - ブレンダン・フレイザー
ロバート・ストーンヒル  - ハリソン・フォード
アイリーン・クラウリー  - ケリー・ラッセル
メーガン・クラウリー  - メレディス・ドローガー
パトリック・クラウリー  - ディエゴ・ベラスケス
ジョン・クラウリー・Jr  - サム・H・ホール
ケント・ウエバー博士  - ジャレッド・ハリス
マーカス・テンプル  - コートニー・B・ヴァンス)
エリック・ローリング  - パトリック・ボーショー
サル  - ディー・ウォレス
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 オレゴン州ポートランド出身のジョン・クラウリーは、エリートビジネスマンで、3人の子供と仲良く暮らしていた。ところが、2人の子供はポンペ病と呼ばれる難病に冒されており、余命9年を宣告されてしまう。ポンペ病とは、生まれつき体内のグリコーゲンをうまく分解できないために発症する病気である。平均寿命9年と言われ、治療薬はなかった。


 メーガンが8歳になった頃、ジョンは、ネブラスカ大学でロバート・ストーンヒル博士と出会う。彼はポンペ病を研究している人物の一人で、ポンペ病治療の薬品開発を研究していた。ジョンは子供達のために全てを捨てて、博士と共に製薬会社を設立する。だが行く手にはさまざまな困難が待ち受けていた。(ウィキペディアより)
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ぐっちーランク               B ★★ 

みんなのシネマレビュー(10点満点)  7.66点

Yahoo!映画(5点満点)          4.02点
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 (以下工事中)

ドランク・モンキー/酔拳

『ドランクモンキー 酔拳』(ドランクモンキーすいけん、繁体字:醉拳、簡体字:醉拳、ピン音:Zuì Quán、粤ピン音:Zeoi3 Kyun4,英: Drunken Master)1978年香港映画
監督 ユエン・ウーピン

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出演
ジャッキー・チェン成龍 -  黄飛鴻ウォン・フェィフォン
ユエン・シャオティエン袁小田 - 蘇化子スー・フアチー
ウォン・チェン・リー黄正利 -  閻鉄心イェン・ティエシン

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 武芸百般、一八拳の一流使い手で先祖代々から続く墓地の所有者であり地元名士の黄麒英(ウォン・ケイイン)が運営する名門道場の子息、黄飛鴻(ジャッキー・チェン)は、クンフーの腕はそこそこ、見栄っ張りな正義感もあるが、道場門下の悪友と共に怠惰で毎日を自堕落に過ごすチンピラ崩れの若造。


 師範代に逆らって父の怒りを買ってしまった飛鴻は通りで憂さ晴らしを行っていた。当日、久々に来訪した黄麒英の実妹(と娘)が、たまたまその場に居合わせた飛鴻の通りでの乱行を兄と甥の目の前で暴露。顔に泥を塗られ、息子の放蕩ぶりに手を焼いた父は、酔拳の名手“蘇化子”(スー・フアチー)に彼の奥義を伝授してもらうよう息子の黄飛鴻を託す。


 親友らの風聞で蘇に弟子として預けられたら最期、二度と五体満足な生活は出来ないと戦慄し、逐電する。着の身着のまま飛び出したため空腹になった飛鴻は、無銭飲食目的で入店した食堂で騒動を起こし、みすぼらしい老人と共闘して乱闘騒ぎを起こし、店から逃げた先で一段落して安堵した飛鴻は自分の身に起きるであろう不幸を老人に明かすも、その老人が「自分がその蘇」と身分を明かす。


 蘇に抵抗するものの軽くあしらった蘇は飛鴻を捕縛し懲らしめ観念させる。飛鴻は指導を超えた蘇の厳しい特訓に早々に音を上げ、事故を装い蘇の元から脱走。這々の体で軒先に休んでいた所“殺し屋 閻鉄心”(イェン・ティエシン)に一方的に叩きのめされ己の未熟さを思い知った黄飛鴻は、体裁が悪いまま蘇の元に戻り修行に励む。


 やがて機は熟し、イカサマ賭博を開帳する不逞の輩を喧嘩で伸すが、飛鴻の粗相が原因で蘇が手酷い敗走を蒙り、連戦連勝だった経歴に傷が付き立腹。辛い特訓の日々に不平を漏らした飛鴻に蘇は呆れ返り、蘇が体得している門外不出の奥義【酔八仙】を飛鴻に伝授。「酔っぱらいの拳法」と腐してした飛鴻であったが、特訓の甲斐もあって腕も上達し、技も会得。格段に成長した飛鴻に買い物を頼んだ後、蘇は行方も告げぬまま再び流浪の旅へと出立する。


 時を同じくして、父麒英はライバルの道場主と土地買収を巡るトラブルになっており、土地売買に耳を貸さぬ麒英を恨んだ道場主が、商売の邪魔になる麒英を消すべく閻鉄心に暗殺を依頼する。

鉄心の策でおびき出されてしまった麒英、暗殺を生業とする閻鉄心の拳法から繰り出される巧みな足技の前に従来の拳法は歯が立たず窮地に陥る。そこへ間一髪のところで飛鴻が到着し、鉄心と因縁の対決が始まろうとするが、そこへ蘇が飛鴻との別れ前の約束通り、上等の酒を持って対決の場に現れた。


 飛鴻は、蘇の持ってきた「三鞭酒」で最高のパワーを発揮し鉄心の拳法に肉薄するも飛鴻は常日頃からの怠け癖で酔八仙の形の一つを思い出せず鉄心は酔拳に対抗できる無影拳を駆使した戦法に変え、形勢逆転に陥る。更には酔拳の動きまで知悉されているため通用しなくなってしまう。無影拳の連打を浴びて追い込まれた飛鴻は師の提案から一計を案じ、鉄心も知らない自分だけの酔拳を編み出し無影拳を打ち破り勝利した。麒英は息子の成長を認め駆け寄ったところでこの物語は終わる。(ウィキペディアより)
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ぐっちーランク               B ★★ 

みんなのシネマレビュー(10点満点)  7.65点

Yahoo!映画(5点満点)          4.19点
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 (以下工事中)

黄昏(1981)

『黄昏』(たそがれ、原題: On Golden Pond)1981年アメリカ映画
監督  マーク・ライデル
第54回アカデミー賞主演男優賞、主演女優賞、脚色賞、3部門受賞

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ヘンリー・フォンダ(男優) ノーマン
キャサリン・ヘプバーン(女優) エセル
ジェーン・フォンダ(女優) チェルシー
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初夏のニューイングランド地方。「ゴールデン・ポンド」と呼ばれる湖のほとりに、サイヤー一家の別荘があった。引退した大学教授ノーマン(ヘンリー・フォンダ)と妻エセル(キャサリン・へッブバーン)が、今年も夏をこの別荘で過ごそうとやってきた。もうすぐ80歳をむかえるノーマンは心臓が悪く、物忘れもひどくなっており、死への恐怖は増すばかりであったが、エセルはおだやかな愛情をもってノーマンを支えていた。ある日、彼らの1人娘チェルシー(ジェーン・フォンダ)から手紙が届く。ノーマンの誕生日を祝いにこの別荘に来るという知らせだった。チェルシーは離婚経験がある。13歳になるビリー(ダブ・マッケオン)という息子がいるボーイフレンドの歯医者ビル(ダブニー・コールマン)を伴ってやってきたチェルシーは、エセルには心から接すことができるが、父ノーマンとは相変わらずかみ合わない。さらに悪いことには、ノーマンはビルにまで皮肉を言い、激しい感情のぶつかり合いを展開する。やがて、チェルシーがビリーをおいてビルと共にヨーロッパへと旅立った。1人残されたビリーは、しかし、だんだんとノーマンになついていき、2人はウォルターと呼ばれる魚を探しに岩だらけの入江へと釣りに出かけた。夕暮れになっても戻らない2人を心配するエセル。彼女の心配をよそに、2人はその後も釣りに熱中し入江を訪れた。一方、ブリュッセルでビルとの結婚式を済ませて帰ってきたチェルシーは、エセルにノーマンの気持ちがわからないと告げ、逆に「あなたは彼の愛情深い人柄をまだわからないの」と責められる。ウォルターを釣って意気揚々と帰ってきたノーマンに、チェルシーは初めて素直な気持ちで口を開いた。「普通の父と娘のような関係になりたい。パパと仲良くなりたい」と…。(Movie Walkerより)
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ぐっちーランク               B ★★ 

みんなのシネマレビュー(10点満点)  7.63点

Yahoo!映画(5点満点)          4.31点
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 (以下工事中)

ドラゴンへの道/最後のブルース・リー

『ドラゴンへの道』(原題:猛龍過江、英題:The Way of the Dragon)副題「最後のブルース・リー」1972年香港映画
主演・監督 ブルース・リー

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タン・ロン(唐龍)  ブルース・リー
チェン(陳清華)  ノラ・ミャオ
ジミー  ユニコーン・チャン
トニー  トニー・リュウ
アメリカ人武術家・ゴードン  チャック・ノリス
ヨーロッパ人武術家・フレッド  ボブ・ウォール 
日本人武術家・長谷平  ウォン・インシック

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 イタリア・ローマの中華レストラン「上海」は、その土地を狙う地元のギャング(地上げ屋)に毎日の様に執拗な嫌がらせを受け、客も恐がって殆ど来なくなり閑古鳥の鳴く状態が続いていた。亡き父の後を継いだ女店主のチェン(ノラ・ミャオ)は、故郷・香港の弁護士に相談すると、急病で来られなくなった弁護士の代わりに従兄のタン・ロン(ブルース・リー)がやって来る。


 弁護士を頼んだはずが、やってきたのはいかにも香港の田舎から出てきたばかりの風貌の青年。おまけに異国の地の言語・習慣の違いに戸惑いドジをふむタン・ロンに、初めのうちはチェンは呆れ、空手を嗜むジミー(ユニコーン・チャン)やトニー(トニー・リュウ)らレストランの従業員達は馬鹿にする。


 しかしある夜ギャングの送り込んだチンピラ集団をタン・ロンは鮮やかな中国拳法でいとも簡単に倒すと一転従業員から尊敬されるようになり、タン・ロンの飾らない性格にチェンは淡い気持ちを抱くようになる。


 タン・ロンが加わった事でチェンと従業員達はギャングに立ち向かう決意を固めるが、叔父で調理担当のワンだけは頑なに反対。そのうちレストランの包囲、タン・ロンの暗殺計画、チェンの誘拐等、ギャングの手口はエスカレートしていくが、タン・ロンの拳法と機転によりことごとく失敗。


 引き下がれなくなったギャングのボスは最終手段として、アメリカ人の屈強な空手の達人・ゴードン(チャック・ノリス)を呼び寄せる。ギャングの罠によってコロッセオに誘い込まれたタン・ロンは、ゴードンと一対一の決闘をすることになる。(ウィキペディアより)
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ぐっちーランク               B ★★ 

みんなのシネマレビュー(10点満点)  7.67点

Yahoo!映画(5点満点)          4.41点
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 (以下工事中)

ヤングガン

『ヤングガン』(Young Guns)1988年アメリカ映画
監督 クリストファー・ケイン

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ビリー・ザ・キッド   エミリオ・エステベス
ディック・ブリュワー   チャーリー・シーン
ドク・スカーロック キー  ファー・サザーランド
チャベス・Y・チャベス   ルー・ダイアモンド・フィリップス
スティーヴ   ダーモット・マローニー
チャーリー   ケイシー・シーマツコ
ジョン・タンストール   テレンス・スタンプ
マーフィ   ジャック・パランス
アレックス   テリー・オクィン
スーザン   シャロン・トーマス・ケイン
イェン・スン   アリス・カーター
パット・ギャレット   パトリック・ウェイン
バックショット・ロバーツ   ブライアン・キース
ブレディ保安官   ダニー・カミン
マクロスキー   ジェフリー・ブレイク
ヘンリー・ヒル   ギャデーク
ダドリー大佐   ゲイリー・カニン
ペピン   クレイグ・エリクソン
ウィルソン治安判事   ヴィクター・イジー

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1878年、ニューメキシコ州リンカーン郡は2つの勢力が対立し緊張の色を濃くしていた。そんなある日、その一方の勢力であるジョン・タンストール(テレンス・スタンプ)という英国人紳士が、彼の雇うヤングガンの1人であるドク(キーファー・サザーランド)とよばれる若者とともに町へやってきた時、散弾銃の銃声とともに数十人の男たちに追われる若者と出会い、彼を救ってやる。この若者ウィリアム・H・ボニー(エミリオ・エステベス)こそ、後のビリー・ザ・キッドである。


 タンストールの牧場でビリーはスティーヴ(ダーモット・マローニー)、チャーリー(ケイシー・シーマツコ)、ディック(チャーリー・シーン)、チャベス(ルー・ダイアモンド・フィリップス)たちと出会い友情を育む。


 しかし、もう一方の勢力であるマーフィ(ジャック・パランス)一味の陰謀により、タンストールが惨殺された事で彼らの運命は大きく変わろうとしていた。(ウィキペディアより)
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ぐっちーランク               B ★★ 

みんなのシネマレビュー(10点満点)  7.61点

Yahoo!映画(5点満点)          4.04点
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 (以下工事中)

ジュラシック・パーク

『ジュラシック・パーク 』(Jurassic Park)1993年アメリカ映画
監督 スティーヴン・スピルバーグ

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アラン・グラント博士 - サム・ニール
エリー・サトラー博士 - ローラ・ダーン
イアン・マルカム博士(マルコム) - ジェフ・ゴールドブラム
ジョン・ハモンド - リチャード・アッテンボロー
ドナルド・ジェナーロ - マーティーン・フェレロ
ヘンリー・ウー(B・D・ウォン
デニス・ネドリー - ウェイン・ナイト
ロバート・マルドゥーン - ボブ・ペック
レイ・アーノルド - サミュエル・L・ジャクソン

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 アリゾナの砂漠地帯で恐竜の化石の発掘調査を続ける生物学者のアラン・グラント博士(サム・ニール)と古代植物学者のエリー・サトラー博士(ローラ・ダーン)は、突然やって来たハモンド財団の創立者ジョン・ハモンド氏(リチャード・アッテンボロー)に、3年間の資金援助を条件にコスタリカ沖の孤島へ視察に来るよう要請される。視察には、数学者のイアン・マルカム博士(ジェフ・ゴールドブラム)、ハモンド氏の顧問弁護士ドナルド・ジェナーロ、それにハモンド氏の2人の孫、レックス(アリアナ・リチャーズ)とティム(ジョセフ・マゼロ)も招かれていた。


 島に到着した彼らの目の前に現れたのは群れをなす本物の恐竜たちだった。このジュラシック・パークは、ハモンド氏が巨費を投じて研究者を集め、化石化した琥珀に入っていた古代の蚊から恐竜の血液を取り出し、そのDNAを使い、クローン恐竜を創り出した夢のテーマ・パークだった。グラントたちはこのプロジェクトの未来に不安を感じるが、遅れて来た2人の子供たちと共に、コンピュータ制御された2台の車に分乗して国内ツアーに出かけた。


 一行は、病気のトリケラトプスに出会った。エリーは恐竜の様子を見るため居合わせた獣医と共にそこに残った。その頃、パークの安全制御を担当するコンピュータ・プログラマーのネドリーは、ライバル会社に恐竜の胚の入ったカプセルを売り渡すために陰謀を企てていた。


 ロックを解除してカプセルを盗み出したネドリーは嵐の中、東桟橋へ急いだ。同時にグラントたちの乗った車も停車してしまい、恐竜を防護するフェンスの高圧電流も止まってしまった。彼らの目の前に巨大なティラノサウルスが現れ、襲いかかってきた。ジェナーロが食われてしまい、子供たちを助けようとしたマルカム博士は重傷を負ってしまう。


 グラントと子供たちはフェンスの向こうへ逃げ、ヴィジター・センターへと急ぐ。ネドリーはティロフォサウルスに襲われてしまう。グラントたちを捜しに出たエリーは、マルカムを助け、ティラノに追われながらもセンターへ帰還する。システムを元に戻すため一度電源を切り、落ちたブレーカーを戻すためエリーは電気室へ。しかしそこには凶暴で知能の高い小型恐竜ヴェロキラプトルが潜んでいた。


 エリーは命からがら逃げ出すが、同行した警備係は惨殺される。センターにやっと帰り着いたグラントと子供たちだったが、グラントが他の人たちを探しに行っている間に2頭のヴェロキラプトルが現れ、子供たちを追いかけ回す。


 グラントはエリーと合流し、2人と子供たちは恐竜と闘いながらコントロール・センターに入り、安全装置と通信機能を回復させるが、ヴェロキラプトル2頭についに追いつめられる。そこにティラノサウルスが現れ、恐竜たちが闘っている隙にグラントたちは、地下室に隠れていたハモンド氏やマルカムと共に島を脱出するのだった。(Movie Walkerより)
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ぐっちーランク               B ★★ 

みんなのシネマレビュー(10点満点)  7.62点

Yahoo!映画(5点満点)          4.25点
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 (以下工事中)

静かなる男

『静かなる男』(The Quiet Man)1952年アメリカ映画
監督 ジョン・フォード
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ショーン・ソーントン…ジョン・ウェイン
メアリー・ケイト・ダナハー…モーリン・オハラ
レッド・ウィル・ダナハー…ヴィクター・マクラグレン
ミケリーン…バリー・フィッツジェラルド
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 アイルランド系アメリカ人の青年ショーン(ジョン・ウェイン)は、生まれ故郷であり幼少期をすごした、アイルランドの小さな村イニスフリーを訪ね、居を構える。最初は奇妙がられていたものの、誠実で逞しく気のいい青年は、たちまち街の人々の人気者となる。


 ショーンはやがて隣のダナハー家の勝気な村娘メアリー・ケイト(モーリン・オハラ)と恋仲になる。しかし粗暴でひねくれ者の兄レッド・ウィルはショーンを気に入らず、二人が結婚した後も持参金を持たせなかった。それはアイルランドの風習では恥に値することであったが、アメリカ育ちのショーンには理解できない。


 メアリー・ケイトに背中を押され、とにかくも説得を試みようとするショーンをレッド・ウィルは挑発し、決闘をもちかける。しかしショーンは拒絶する。ショーンはかつてアメリカでプロボクサーをしていた頃、試合で相手を殴り殺してしまったことがあり、二度と金のために暴力は振るわないと誓っていたのだ。


 しかしそれは、やはりアイルランドの気質からは外れたものであり、愛しながらも夫の臆病さを恥じたメアリー・ケイトは、とうとう新居を出ていってしまう。


 これ以上彼女に恥をかかせるな、という友人らの忠告に、いよいよ覚悟を決めたショーンは、メアリー・ケイトを力ずくで連れ戻し、レッド・ウィルと決闘する。街中の人々が取り囲み、やんやと騒ぎたてる中で、男2人の激しい殴り合いが続く…。


 その晩、拳で理解しあった2人は、肩を組んでメアリー・ケイトの待つ新居へ戻り、黒ビールで乾杯するのであった。(ウィキペディアより)
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ぐっちーランク               B ★★ 

みんなのシネマレビュー(10点満点)  7.55点

Yahoo!映画(5点満点)          3.79点
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 (以下工事中)

小さな恋のメロディ

『小さな恋のメロディ』(原題: Melody, または S.W.A.L.K) (Melody (1971 film)) 1971年イギリス映画
監督 ワリス・フセイン
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ダニエル・ラティマー -  マーク・レスター
メロディ・パーキンス -  トレイシー・ハイド
トム・オーンショー -  ジャック・ワイルド
ミセス・ラティマー -  シェイラ・スティーフェル
ミセス・パーキンス -  ケイト・ウィリアムス
校長先生  - ジェームズ・カズンス
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 舞台はロンドン。伝統的な価値観を受け継ぐパブリック・スクールで、ささやかな対立がはじまっていた。厳格な教えを説く教師たちや子供に過干渉な親たちと、それらに従うことなくそれぞれの目的や楽しみを見つけようとする子供たち。


 気が弱く大人しい11歳のダニエルもそんな生徒の一人だったが、同じ学校に通うメロディという少女と出会う。二人はいつしか互いに惹かれあい、悩みを打ち明け、はじめて心を許す相手を見つけたと感じた。純粋ゆえに恐れを知らない二人は、学校をさぼって海水浴場へデートに出かけたことから校長先生に叱られ、クラスメートたちにも散々笑い者にされる。ダニエルは悪友オーンショーにしつこくからかわれて、彼と殴り合いのケンカまで繰り広げてしまう。


 事情を聴くこともなく押さえつけようとする大人たちに対し、二人は一つの望みを口にする。それは「結婚したい」という驚くべきものだった。「どうして結婚できないのか」と問うが、当然親も教師もとりあわない。ある日、教師が授業を始めようとすると教室はほとんどもぬけらの空であった。自分たちの手で二人の結婚式を挙げようと、クラスの生徒が集団エスケープしたのである。教師たちはあわてて彼らを探しに行く。


 廃線脇の隠れ場所で、オーンショーが神父を務める結婚式がとり行われていた。ダニエルとメロディが誓いの言葉を唱えようとした時、教師たちに見つかってしまい、子供たちは散り散りに逃げていく。暖かい日差しの中で大人と子供の乱闘が繰り広げられ、発明狂の男の子が作った自家製爆弾が車を見事に爆破すると、大人たちは恐れをなして一目散に逃げて行った。子供たちはやんやの喝采を挙げる。


 その頃、ダニエルとメロディの二人はオーンショーの助けで追手を振り切り、トロッコに乗って線路のはるか向こうへと駆け出して行った。(ウィキペディアより)
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ぐっちーランク               B ★★ 

みんなのシネマレビュー(10点満点)  7.53点

Yahoo!映画(5点満点)          4.24点
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 (以下工事中)

シャレード

『シャレード』(Charade)1963年アメリカ映画
監督 スタンリー・ドーネン
クレジットに「MISS HEPBURN CLOTHES BY GIVENCHY」とあるように、ジバンシィが提供したヘップバーンの衣装が話題となった。

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レジーナ・ランパート -  オードリー・ヘプバーン
ピーター・ジョシュア  - ケーリー・グラント
バーソロミュー -  ウォルター・マッソー
テックス -  ジェームズ・コバーン
スコビー -  ジョージ・ケネディ
ギデオン  - ネッド・グラス

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 スキー旅行先で、富豪の夫・チャールズとの離婚を決意したレジーナ・ランパート(オードリー・ヘプバーン)。旅行からパリの自宅に戻ると、家財道具一切が部屋から持ち出されており、夫の姿も見えない。そこへ、司法警察のグランピエール警部が現れ、チャールズの死を告げる。


 警部によれば、チャールズは家財道具のすべてを競売にかけ、その落札代金25万ドルを持ってパリ脱出のために列車に乗ったのだという。しかしチャールズは、列車から誰かに突き落とされたのだった(オープニングのシーン)。警察署で、夫の遺品を受け取ったレジーナ。小さなバッグに手帳、櫛、万年筆、レジーナに宛てた、切手を貼った未投函の手紙などのほか、パスポートが4通もあった。


 何もない、電気も止められてしまった自宅で途方にくれるレジーナ。そこへ、スキー旅行先で知り合ったピーター・ジョシュア(ケーリー・グラント)が現れる。ピーターは彼女に「夫の事件は新聞で知った。何か協力できることはないか」と申し出る。


 チャールズの葬儀は寂しいもので、出席者はレジーナと、レジーナの親友でスキー旅行に同行したシルヴィ、そしてグランピエール警部だけであった。途中、ハゲた小柄な男・ギデオンとやせた背の高い男・テックス、そして、大柄で右手が義手の男・スコビーが順次現れ、チャールズの死亡を確認する。


 レジーナはアメリカ大使館のバーソロミューに呼び出され、4通ものパスポートを所持したチャールズの素性を知らされる。本名はボス、そして証拠写真に写っていた若い頃の夫・チャールズ(ボス)は、葬儀に現れた3人と一緒だった。


 一味は第二次世界大戦中、OSS(CIAの前身)で対ドイツ戦に従事していた。25万ドル相当の金塊の輸送任務にあったが、4人は金塊を盗まれたことにして密かに地中に埋め、終戦後に山分けすることにした。しかし間もなく戦況は悪化し、ドイツ軍の攻撃を受け、スコビーが右手に大怪我を負い、散り散りになってしまう。そんな中でチャールズが金塊をこっそり掘り返し、持ち去ったのだという。


 チャールズが持ち去った25万ドルのありかは妻のレジーナが知っているに違いないと信じたギデオン、テックス、スコビーの3人がレジーナの前に現れ、「金をよこせ」と脅迫する。3人の脅迫からレジーナを守ろうとするピーター。しかしスコビーからの電話忠告により、レジーナの中には、ピーターも実は3人の仲間で25万ドルを狙っているのではないかとの疑いが芽生える。


 やがてスコビー、ギデオンが何者かに殺される。殺人者は? 次に殺されるのは? そして、25万ドルの行方は? そんな中、レジーナはピーターに惹かれていく。(ウィキペディアより)
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ぐっちーランク               B ★★ 

みんなのシネマレビュー(10点満点)  7.52点

Yahoo!映画(5点満点)          4.19点
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 (以下工事中)

西部戦線異状なし

『西部戦線異状なし』(All Quiet on the Western Front)1930年アメリカ映画
監督 ルイス・マイルストン
第3回米国アカデミー賞最優秀作品賞、最優秀監督賞受賞作。

アメリカ連邦議会図書館が1990年、アメリカ国立フィルム登録簿に新規登録した作品。
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カチンスキー (Stanislaus Katczinsky):ルイス・ウォルハイム(Louis Wolheim)
ポール・バウマー (Paul Bäumer):リュー・エアーズ(Lewis Ayres)
ヒンメルストス (Himmelstoss):ジョン・レイ(John Wray)
カントレック (Kantorek):アーノルド・ルーシー(Arnold Lucy)
フランツ・ケメリック (Franz Kemmerich):ベン・アレクサンダー(Ben Alexander)
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 第一次世界大戦中、ドイツのとある学校。授業そっちのけで愛国心を説く老教師の言葉に感化された生徒たちは我先にと入隊を志願、愛国歌「ラインの護り」を歌いながら教室を後にする。級長のポール(リュー・エアーズ)は同級生のフランツ、ムラー、アルバート、ベームらと同じ内務班に配属された。


 新兵の教育にあたるのは、予備役から応召したヒンメルストス軍曹である。普段は気のいい郵便配達員としてポールたちとも顔馴染みのヒンメルストスだが、軍服に身を包み練兵場に現れると態度が豹変、ポールたち新兵に情け容赦のない猛訓練を課す。そのサディスティックな仕打ちに腹の虫が収まらないポールたちは、ある夜、泥酔して帰営したヒンメルストスを待ち伏せ、袋叩きにして鬱憤を晴らす。


 やがて訓練期間も終り、彼らは汽車でフランス軍と相対する西部戦線へと送られる。一息入れる間もなく、さっそく初めての任務、鉄条網の敷設に駆り出されるポールたちだったが、敵軍の砲撃の中、いちばん気弱なベームが無惨な死を遂げる。訓練とはまったく違う本物の戦争を目の当たりにして衝撃を受ける若者たちに、戦場で生き延びて行く為のノウハウを授けてくれたのは、カチンスキー(ルイス・ウォルハイム)ら内務班の古参兵たちだった。


 連日の戦闘の中、ひとり、またひとりとクラスメイトたちが戦死していく。ある日の戦闘でポールは砲弾穴へ落ちたが、同じ穴に飛び込んできた中年のフランス兵をとっさに突き殺す羽目になる。そのフランス兵のポケットから彼の妻子の写真が落ち、ポールの胸は痛む。


 そして数年が経ったが、戦争はまだ続いていた。若者たちは一人前の兵士に成長し既に古参兵の域に達していた。ひょんな事から知り合いになったフランス娘と楽しいひとときを過ごした翌日、ポールは行軍中に攻撃を受け負傷、病院へ送られる。


 やがて傷も癒え、休暇をもらった彼は数年ぶりに帰郷した。母校では相変わらず老教師が戦争を讃え、愛国心を説いている。教室を覗いたポールに老教師は、生徒達に戦場での素晴らしい体験談を話して聞かせて欲しいと促す。


 まるで英雄でも見つめるかのように軍服姿の自分に羨望の眼差しを向けてくる生徒たち。彼らや教師が期待するような功名談など話す気になれないポールは戦場の悲惨さを語ろうとするが、実際の戦場も知らず、愛国心に興奮状態の生徒たちには伝わる筈も無く、ただ彼らを失望させるだけだった。久しぶりの帰郷にも関わらず心が休まらないポールは休暇を切り上げて戦線へ復帰した。


 隊に戻ると、内務班はすっかり顔ぶれが変わり、かつての自分たちのような幼く不安げな新兵ばかりになっていた。カチンスキーは相変わらずだったが、再会を喜んだのも束の間、敵の砲撃を受け、ポールの背中であっけなく死んでしまった。


 長雨の後の晴れた日、戦場は珍しく静かだった。ハーモニカの音が聞こえ、一羽の蝶が飛んできた。塹壕からそっと手を出すポール。その瞬間、敵狙撃兵の弾丸がポールの若い命を吹き消した。(ウィキペディアより)
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ぐっちーランク               B ★★ 

みんなのシネマレビュー(10点満点)  7.51点

Yahoo!映画(5点満点)          4.26点
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 (以下工事中)

CUBE

『CUBE 』(キューブ)1997年カナダ映画
監督  ヴィンチェンゾ・ナタリ

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クエンティン - モーリス・ディーン・ウィント
ハロウェイ - ニッキー・グァダーニ
レブン - ニコール・デ・ボア
レン - ウェイン・ロブソン
ワース - デヴィッド・ヒューレット
カザン - アンドリュー・ミラー
オルダーソン - ジュリアン・リッチングス

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ある日突然、立方体の部屋の集合体である異空間に、理由も不明なまま閉じ込められた人々。警察官のクエンティン(モーリス・ディーン・ホワイト)をリーダーに、数学を専攻する少女レヴン(ニコール・デボアー)、中年の女医ハロウェイ(ニッキー・ガーダグニー)、この建造物の実体を知らされぬまま外壁だけを設計させられたというワース(デイヴィッド・ヒューレット)らが脱出を図る。彼らは各部屋の面ごとに6つあるハッチを通って移動しながら出口を探すが、まず有名な刑務所脱獄犯レン(ウェイン・ロブソン)が仕掛けられたトラップの餌食に。途中、精神障害者の青年カザン(アンドリュー・ミラー)が加わり、レヴンが安全な部屋を確認する法則を発見。彼らはようやく外壁まで到達するが出口はない。焦燥の中、クエンティンは仲たがいしたハロウェイをひそかに始末、レヴンだけを連れて行こうとしてワースと争う。さらに、いつの間にか彼らは出発地点の部屋に戻ってしまっていた。戦慄する彼らだが、ここでようやく部屋の謎が解ける。元々いた場所は立方体の中に存在する巨大な船橋を一定の時間ごとに移動しており、そこに戻ることができれば、出口が見つかるはずなのだ。その法則を解く因数の数は計算機なしには解けないはずだったが、なんと実は天才的な計算能力を持っていたカザンのおかげで一同はいよいよ脱出を開始。凶暴さを増すクエンティンを置き去りにしてようやく太陽射す出口にたどりついた3人。だがそこでレヴンは追いついたクエンティンに殺され、ワースはカザンだけを脱出させてクエンティンを道連れに果てた。光の中、カザンは歩み出す……。(Movie Walkerより)
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ぐっちーランク               B ★★ 

みんなのシネマレビュー(10点満点)  7.50点

Yahoo!映画(5点満点)          3.93点
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 低予算でここまでやれるという見本のような作品。まったく期待せずに見て、ハマってしまった作品。しかも、最後まで明かされない謎が多く、考察好きの人にはたまらない作品。

・誰がなんのために作ったのか … 推論は語られるが確定していない

・CUBE全体の構造

・人の出し入れはどう行う?

・ラストシーンの光の意味。世界は存続しているのか?

さあ、みんなで考えよう!

サボテンの花

『サボテンの花』(Cactus Flower)1969年アメリカ映画
監督 ジーン・サックス

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ジュリアン:ウォルター・マッソー
ステファニー:イングリッド・バーグマン
トニ:ゴールディ・ホーン

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 ニューヨークのある夜。レコードショップ店員の若い娘トニは、アパートの自室でガス自殺を図る。しかしすんでのところで、隣人の劇作家志望の青年イゴールに助け出され、事なきを得た。トニは妻子持ちの中年の歯科医師ジュリアンと恋愛中で、今夜も彼に待ちぼうけを食わされて、絶望してしまったのだという。「妻子持ちが好きなのかい?」と訊くイゴールに、「違うわ、誠実な人が好きなの。彼は自分が妻子持ちだと、正直に話してくれたからよ。」と、トニは健気に答えた。


 一方のジュリアンはというと、“妻子持ち”などと言うのは真っ赤な嘘。結婚まで進むような深い関係になるのを嫌って“妻子持ち”を偽り、何人もの女性と気楽に付き合うような男だった。しかし今回のトニの自殺未遂には大いに反省し、ようやく身を固める決心をする。


 ジュリアンはさっそくトニにプロポーズし、彼女も素直に喜ぶが、「あなたの奥様に会って、ちゃんと話をつけるまでは結婚できない。」と言いだす。元々結婚していないのに、“奥様”に会わせようがない。困ったジュリアンは、助手の看護婦ステファニーに、自分の妻のふりをしてトニと会ってくれるように頼む。ステファニーは憮然とするが、長く医院に勤めているよしみで一芝居うってやる。


 トニの勤めるレコードショップに、ステファニーが現れた。ジュリアンとの“離婚”について、事も無げに承諾するステファニーに、トニは好感を抱く。これで晴れてトニと結婚できると安心するジュリアンに、トニは「奥様はまだあなたを愛してる。」と断言。代わりの恋人まで探してやろうとする。それに対してジュリアンは、「妻にはすでにもう恋人がいるんだ。」と嘘の上塗りを重ねるはめに。


 そこで、患者で友人でもあるハーヴェイに、ステファニーの恋人役を頼み、4人でディスコテークに繰り出した。しかし、ステファニーとハーヴェイのちぐはぐなやり取りを見て、トニは疑念を募らせる。業を煮やしたジュリアンは、トニにミンクのストールを贈るが、プレゼント攻勢には引っかかるまいと、トニはジュリアンの名でステファニーにストールを送った。思いがけない贈り物に感激したステファニーは、その夜、ドレスアップしてディスコテークへと繰り出した。


 ところがディスコテークには、ステファニー、ジュリアン、トニだけでなく、ハーヴェイ、イゴールら、一連の騒動の関係者全員がハチ合わせ。美しく装ったステファニーと若いイゴールがダンスするのを見て、ジュリアンとトニは何故かそれぞれ嫉妬に駆られる。ジュリアンはステファニーに、トニはイゴールに、いつの間にか好意を持っていたのだ。


 ややこしくなった四角関係を解消するために、翌朝ステファニーはトニに真実を打ち明ける。ジュリアンは独身であること、頼まれて妻の役を演じていたこと―。そして、「彼を許して、受け入れておあげなさい。」とアドバイスして去っていく。その後、入れ替わりに現れたジュリアンが、またも嘘で身を繕うとするのを見てトニは幻滅し、イゴールと浮気したと嘘をついた。それを聞いて怒ったジュリアンは、婚約解消を言い残して部屋から出ていく。踏ん切りのついたトニは、イゴールとの恋に新しく踏み出した。


 トニと別れ、ステファニーもイゴールに奪われた(と思い込んでいる)ジュリアンは、酔いつぶれて医院にたどり着いた。そこには既にステファニーの姿があった。トニとの顛末をボヤくジュリアンは、あれやこれやの画策が上手くいかなかったのは、実はステファニーを愛していたからだと打ち明ける。彼女もまた、心の底ではジュリアンを長く想い続けていたと自覚し、ふたりはようやく結ばれる。その傍らの鉢植えには、見事にサボテンの花が開いていた。(ウィキペディアより)
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ぐっちーランク               B ★★ 

みんなのシネマレビュー(10点満点)  7.35点

Yahoo!映画(5点満点)          4.07点
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 この当時、既に往年の名女優だったイングリッド・バーグマンのゴーゴーダンス。この当時、アメリカ随一のアイドル、ゴールディ・ホーンと組み合わせて、何をするかと思ったら松竹新喜劇のような人情恋愛ドタバタ喜劇。わかっていても楽しめます。バーグマン自身も楽しんでるみたいだから。

第三の男

『第三の男』(The Third Man)1949年イギリス映画
監督 キャロル・リード
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ホリー・マーチンス -  ジョゼフ・コットン
アンナ・シュミット  - アリダ・ヴァリ
ハリー・ライム -  オーソン・ウェルズ
キャロウェイ少佐 -  トレヴァー・ハワード
ペイン軍曹 -  バーナード・リー
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 舞台は第二次世界大戦後、米英仏ソによる四分割統治下にあったオーストリアの首都ウィーン。当時ウィーンの酒場で人々に親しまれたツィターのメロディ(アントン・カラスによるテーマ曲)をBGMに物語の幕が開く。


 アメリカの売れない西部劇作家ホリー・マーチンスは、親友ハリー・ライムから仕事を依頼したいと誘われ、意気揚々とウィーンにやって来た。ライムの家を訪ねるマーチンスだが、門衛はライムが前日、自動車事故で死亡したと彼に告げる。


 ライムの葬儀に出席するマーチンスは、そこでイギリス軍のキャロウェイ少佐と知り合う。少佐はライムが闇取引をしていた悪人だと告げるが、信じられないマーチンスはライムへの友情から事件の真相究明を決意する。


 事件の関係者を調査すると、ライムの恋人であった女優のアンナ・シュミットと出会う。マーチンスと彼女は二人で事件の目撃者である宿の門衛に話を聞き、現場に未知の〈第三の男〉がいたことをつきとめる。しかし貴重な証言を残した門衛は何者かに殺害され、マーチンスがその下手人だと疑われてしまう。また、国籍を偽っていたアンナもパスポート偽造の罪でソ連のMPに連行されてしまう。


 進退に窮したマーチンスは、アンナの下宿の近くで〈第三の男〉と邂逅する。ハリーがペニシリンの大闇で多数の人々を害した悪漢であることを聞かされていたマーチンスはMPに急報し、アンナの釈放と引きかえに彼の逮捕の助力をするようキャロウェイから要請される。


 マーチンスはハリーとプラーター公園の観覧車の上で話し合い、改めて彼の凶悪ぶりを悟り、親友を売るもやむを得ずと決意する。釈放されたアンナはマーチンスを烈しく罵る。しかし、病院を視察してハリーの流した害毒を目のあたり見たマーチンスはハリー狩りに参加することを決意、


 囮となって彼をカフェに待つ。現れたハリーは警戒を知るや下水道に飛込み、ここに地下の拳銃戦が開始され、追いつめられた彼はついにマーチンスの一弾に倒れる。改めてこの〈第三の男〉の埋葬が行われた日、マーチンスは墓地でアンナを待つが、彼女は表情をかたくしたまま一瞥もせず彼の前を歩み去って行く。(ウィキペディアより)
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ぐっちーランク               B ★★ 

みんなのシネマレビュー(10点満点)  7.50点

Yahoo!映画(5点満点)          4.20点
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 (以下工事中)

哀愁

哀愁(あいしゅう、原題:WATERLOO BRIDGE)、1940年アメリカ映画

監督  マーヴィン・ルロイ
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マイラ・レスター -  ヴィヴィアン・リー
ロイ・クローニン -  ロバート・テイラー
キティ -  ヴァージニア・フィールド
マーガレット・クローニン -  ルシル・ワトソン
マダム・キーロワ -  マリア・オースペンスカヤ
公爵 -  C・オーブリー・スミス
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  1939年9月3日、英独開戦の日。開戦により慌ただしくなるロンドンの街で、ロイ・クローニン大佐は予定を変更してウォータールー橋にたたずんでいた。回想にふける彼の手にあるのは、ビリケン人形、幸運のお守りだった。


 舞台は、第一次世界大戦中に遡る。イギリス軍将校のロイ・クローニン大尉(ロバート・テイラー)とバレエの踊り子マイラ・レスター(ヴィヴィアン・リー)はウォータールー橋でめぐり会う。空襲警報で逃げ遅れたマイラとともに、二人は地下鉄の駅へ逃げ込み体を寄せ合うのだった。明日戦地へ向かうというロイに、マイラはビリケン人形を渡す。その夜、マイラの舞台を観たロイは、彼女を食事に誘う。その手紙がばれて、マイラはバレエ団長のマダム・キーロワに嫌味を言われる。


 その夜、二人はキャンドルライトクラブで、ロマンチックなひと時を過ごす。閉店前、最後の曲は『別れのワルツ』(オールド・ラング・サイン/蛍の光のアレンジ)。演奏の終わりに近づくにつれ、楽団は少しずつキャンドルを消していく。二人はダンスをしながら、ついに口づけを交わす。


 翌日、ロイの出征が2日延期されたことから、二人は結婚の約束をする。ロイの上官や親戚の許可もあっさりとれたが、結婚式だけは午後3時以降はできないという法律により翌朝に延期された。しかし、その夜ロイは突然の召集で戦場へと向かうことになる。マイラは見送りに駆けつけるが、ほんの一目姿を見ただけに終わった。さらに、彼女はバレエ公演に遅刻し、解雇される。親友のキティも兼ねてからの不満をマダム・キーロワにぶつけ、ともに辞める。


 二人は仕事が見つからず、生活は貧しかった。ある日、ロイの母マーガレット夫人(ルシル・ワトソン)がロンドンに上京しマイラに会いに来るという。マイラは精一杯身なりを整えて、喫茶店で待ち合わせるが、たまたま目にした新聞にはロイの戦死の情報が載っていた。気を失うほどに動揺したマイラは、ロイの母との会話も不調に終わる。以降体調を崩したマイラは、キティがレビューの踊り子ではなく娼婦として生計を立てていることに気付いてしまう。ウォータールー橋にたたずんでいたマイラは、声をかけてきた男に虚ろな瞳で応え、ついに娼婦に身を落とす。


 そしてある日、いつものように客を探しに駅で目にした光景は、何と戦死した筈のロイの姿だった。偶然の再会を喜ぶロイ。マイラは号泣する。しかし派手な化粧と胸の開いた服という、自分の身なりを恥じ、戸惑いと葛藤を隠せない。しかしロイの強い説得で、マイラはロイと結婚することを決意し、ロイの故郷スコットランドへと赴くのだった。


 しかし、あまりにも幸せなひと時と、自分を善良な娘だと信じるロイの伯父やマーガレット夫人の言葉から、マイラは自分はロイにふさわしくないと思うようになり、ついにマーガレット夫人に全てを打ち明ける。夫人の部屋から出たマイラはロイと会う。ロイは彼女に、これからは一心同体だという思いを込めてビリケン人形を返す。


 マイラは、翌朝置手紙を残してロンドンへ帰る。ロイも後を追い、キティと共にマイラを必死に探す。場末の酒場や、いかがわしいダンスホール、そしてウォータールー駅へ。ロイはマイラの身に何が起きていたか理解し、彼女がもう二度と自分の前に現れないことを悟る。その頃、思い詰めたマイラは、ウォータールー橋で軍用トラックに身を投げて自ら命を絶ってしまう。事故現場にはあのビリケン人形が落ちていた。


 再び1939年、「愛していたのはあなただけよ」マイラの真実の言葉を胸に、ロイはウォータールー橋を立ち去っていく。(ウィキペディアより)
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ぐっちーランク               B ★★ 

みんなのシネマレビュー(10点満点)  7.43点

Yahoo!映画(5点満点)          4.33点
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 (以下工事中)

マイ・フェア・レディ

『マイ・フェア・レディ』(My Fair Lady)1964年アメリカ映画  アカデミー作品賞受賞作
監督 ジョージ・キューカー
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イライザ・ドゥーリトル -  オードリー・ヘプバーン
ヘンリー・ヒギンズ教授 -  レックス・ハリソン
アルフレッド・ドゥーリトル -   スタンリー・ホロウェイ
ヒュー・ピカリング大佐 -  ウィルフリッド・ハイド=ホワイト
ヒギンズ夫人 -  グラディス・クーパー
フレディ・アインスフド=ヒル -  ジェレミー・ブレット
ゾルタン・カーパシー -  セオドア・ビケル
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 言語学が専門のヒギンズ教授はひょんなことから、下町生まれの粗野で下品な言葉遣い(コックニー英語)の花売り娘イライザをレディに仕立て上げるかどうかをめぐってピカリング大佐と賭けをすることになる。


 怠け者のドゥーリトルが殴り込んできたり前途多難。なかなかh音を出すことができないし、【ei】を【ai】といってしまうため、矯正のための詩「スペインの雨」(The Rain in Spain)がなかなか発音できない。どうにかできるようになって「踊り明かそう」を歌う。


 試しに淑女たちの社交場であるアスコット競馬場に行ってみる…。そんなイライザに富裕階級のフレディーは恋をしてしまい、「君住む街角で」ぶらつき歩く。「運が良けりゃ」と歌っていたドゥーリトルは皮肉にも金持ちになってしまう。


 ヒギンズ教授は初めから義務感でつきあっていたものの、徐々に彼女のことが忘れられなくなっている自分に気づく。しかし、イライザは言葉と同時に自分というものを得ていく…。まだまだ階級社会の文化が色濃く残るイギリス社会を舞台に繰り広げられるロマンティック・コメディ。(ウィキペディアより)
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ぐっちーランク               B ★★ 

みんなのシネマレビュー(10点満点)  7.37点

Yahoo!映画(5点満点)          4.01点
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 (以下工事中)

ハムレット (1996)

『ハムレット』(Hamlet)1996年イギリス映画
監督・脚本・主演 ケネス・ブラナー
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ハムレット - ケネス・ブラナー
オフィーリア - ケイト・ウィンスレット
ポローニアス - リチャード・ブライアーズ
ガートルード - ジュリー・クリスティ
クローディアス - デレク・ジャコビ
ヘクバ - ジュディ・デンチ
亡霊(ハムレットの父) - ブライアン・ブレスド
レアティーズ - マイケル・マロニー
ホレイショー - ニコラス・ファレル
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 19世紀のデンマーク王国、急死した国王の亡霊から、王位を狙う弟クローディアス(デレク・ジャコビ)に毒殺されたことを聞かされた王子ハムレット(ケネス・ブラナー)は、愛人のクローディアスの忠臣の娘オフィーリア(ケイト・ウィンスレット)と別離し、復讐を誓う。悲しみにくれるオフィーリアは命を落とす。


 クローディアスは不審な行動をとるハムレットを英国に追放、その上で暗殺が指示する。しかし、オフィーリアの葬儀の最中、死んだと思われたハムレットが現れた。驚いたクローディアスはオフィーリアの兄レアティーズ(マイケル・マロニー)と決闘させる。ハムレットは毒の剣に傷つきながらもクローディアスを殺し、自らも息絶えた。(Movie Walkerより)
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ぐっちーランク               B ★★ 

みんなのシネマレビュー(10点満点)  7.25点

Yahoo!映画(5点満点)          3.91点
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ケイト・ウィンスレットのタイタニックのそれとは全然違う豪快な腰使いだけでも一見の価値あり。
ローレンス・オリヴィエと比べても面白い。腺病質でうじうじとした暗さはオリヴィエが勝るが、そのぶん映画も暗い。どうしようもなく暗い。
ブラナーは若さの上の狂気を現していて、暗さに救いがあり、芯には明るい若さもほの見え、これもいいハムレットだ。
なぜ19世紀にしたのか、なぜSLが必要かは疑問だが、ハムレット役者オリヴィエをしのぐハムレットではなかろうか?

荒野の七人

『荒野の七人』( The Magnificent Seven)1960年アメリカ映画
監督 ジョン・スタージェス
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黒澤明監督の日本映画『七人の侍』(1954年)の舞台を西部開拓時代のメキシコに移して描いたリメイク映画である。後に第二作『続・荒野の七人』(1966年)、第三作『新・荒野の七人 馬上の決闘』、第四作『荒野の七人・真昼の決闘』(1972年)などの続編が制作された。
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クリス・アダムズ(勘兵衛に相当) ユル・ブリンナー
ヴィン(五郎兵衛と七郎次に相当) スティーブ・マックイーン
チコ(勝四郎と菊千代に相当) ホルスト・ブッフホルツ
ベルナルド・オライリー(平八に相当) チャールズ・ブロンソン
ブリット(久蔵に相当) ジェームズ・コバーン
ハリー・ラック(オリジナルキャラ) ブラッド・デクスター
リー(オリジナルキャラ) ロバート・ヴォーン
ペトラ(志乃に相当) ロゼンダ・モンテロス
ミゲル(利吉に相当) ジョン・アロンゾ
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 毎年収穫の季節になると、一団の盗賊が現れて村を襲い、作物を奪い、そして今年は1人の村人が殺された。武器を持たない自分達が出来ることは、同じ武器を持つ男たちに頼んで村を守ってもらうしかない。そこで味方になってくれそうな男たちを探しに国境の向うのテキサスに向かった。


メ キシコに近いテキサスの辺境の町で先住民の死体を誰も葬らないので、ある男が見かねて埋葬を買って出た。周囲は敵意むき出しの荒くれ者ばかりだが、やがてもう1人の男が助っ人を買って出た。馬車に死体を載せて、御者台に跨った2人のガンマンは通りの窓や屋根からの銃口にすばやいガンさばきで倒す。墓地まで運んだところで、声をかけた。緊迫した状況なのに冷静に対処する2人の男を見て、その勇気にかけて「助けてくれ」と懇願する。


 国境を越えたメキシコの寒村イズトラカンから来た村人は、毎年刈り入れの時期にカルベラ(イーライ・ウォラック)率いる盗賊に作物を奪われ苦しんでいた。村の全財産を持ってきたと言っても、1人にわずか20ドルにしか報酬はない。2人のガンマンはクリス(ユル・ブリンナー)とヴィン(スティーブ・マックイーン)。クリスはダッジシティから、ヴィンはトゥームストンから来ていた。ここから一緒にメキシコに行く仲間を探した。怪力のベルナルド(チャールズ・ブロンソン)、儲け話に目がないハリー(ブラッド・デクスター)、ナイフの名人ブリット(ジェームズ・コバーン)、保安官に追われているリー(ロバート・ヴォーン)、これに勝手についてきたチコ(ホルスト・ブッフホルツ)。


 20ドルの報酬で雇われた七人の凄腕ガンマン達は、ここから盗賊を追い払うため壮絶な戦いに挑む。(ウィキペディアより)
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ぐっちーランク               B ★★ 

みんなのシネマレビュー(10点満点)  7.35点

Yahoo!映画(5点満点)          4.17点
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 (以下工事中)

キリング・フィールド

『キリング・フィールド』(The Killing Fields)1984年イギリス映画
監督 ローランド・ジョフィ
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シドニー  - サム・ウォーターストン
プラン  - ハイン・S・ニョール
アラン  - ジョン・マルコヴィッチ
ジョン  - ジュリアン・サンズ
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 ニューヨーク・タイムズ記者としてカンボジア内戦を取材し、後にピューリッツァー賞を受賞したシドニー・シャンバーグ(Sydney Schanberg)の体験に基づく実話を映画化したもの。1984年のアカデミー賞において、助演男優賞・編集賞・撮影賞の3部門受賞。
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 アメリカ人ジャーナリストのシドニーと、現地の新聞記者であり通訳でもあるプラン(カンボジア人)はカンボジア内戦を取材している。しかし、カンボジア内戦はポル・ポト率いるクメール・ルージュが優勢となり、アメリカ軍が撤退を開始する。


 この時、シドニーはプランの一家をアメリカに亡命させようとするが、プランは仕事への使命感から妻子のみをアメリカに逃がし、自分はカンボジアに残ることを決意する。そして、シドニーとプランは取材活動を続けていく。


 やがて、カンボジアは完全にクメール・ルージュに支配され、シドニーたちはフランス大使館に避難する。シドニーや他社の記者は、外国人であるから帰国により逃れることができるが、カンボジア人であるプランは逃げることができない。


 そこで、シドニーらはパスポートを偽造してプランをアメリカに亡命させようと画策する。ところが、粗悪な印画紙に焼き付けたために、偽造パスポートの写真の画像が消えてしまい、プランを逃すことに失敗する。そのためプランはフランス大使館を出ることを余儀なくされ、クメール・ルージュの支配する集団農場へと移送されてしまう。


 集団農場では、人は特別な理由もなく銃殺されていく。農場への往復の際に荷馬車に乗っていただけで銃殺され、作業が緩慢という理由だけで銃殺される。また身分を隠していた元教師、元医師たちは、「クメール・ルージュは君たちを許す」という嘘にだまされて、身分を明かしてしまい、その結果、銃殺されていく。


 プランは集団農場から脱走を図る。その途中、プランが目にしたのはおびただしい人の白骨だった。プランは脱走に力尽き行き倒れてしまうが、別の集団農場の幹部に助けられ、その幹部の身の回りの世話をすることになる。


 一方、シドニーはプランの行方を捜すが一向に消息をつかめない。ピューリッツァー賞を受賞した際に、カンボジアで取材仲間だった記者にプランを見捨てたと非難され、自責の念に駆られていく。


 プランは、拾われた幹部に親身に扱われるが、元新聞記者であった経歴を隠そうとする。身分が明らかになると、元教師、元医師たちのように殺されてしまうかもしれないからだ。しかし、その努力も甲斐なく、BBC放送を隠れて聞いているところをその幹部に見つかってしまい、インテリであったことがばれてしまう。


 ところが、幹部はプランを銃殺せず、プランに自分の信条を話し出す。その幹部は、「カンボジアを愛しているが、クメール・ルージュのやり方は間違っている」と言う。そして「自分に万一のことがあったときは、自分の子供をつれて外国に逃亡してほしい」と地図と金を渡す。しばらくして、クメール・ルージュの銃殺をやめさせようとしたためにその幹部は殺されてしまう。


 プランは幹部の子供を連れて他の仲間たちと国外への逃亡を図る。プランらは、幾多の苦難に遭いながら隣国への逃亡に成功するが、幹部の子供は途中で地雷によって死亡してしまう。その逃亡先の難民キャンプでプランは、シドニーとの再会を果たす。(ウィキペディアより)
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ぐっちーランク               B ★★ 

みんなのシネマレビュー(10点満点)  7.22点

Yahoo!映画(5点満点)          4.27点
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 (以下工事中)

カサブランカ

『カサブランカ』( Casablanca)1942年アメリカ映画
監督 マイケル・カーティス

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リック・ブレイン - ハンフリー・ボガート
イルザ・ラント - イングリッド・バーグマン

ヴィクトル・ラズロ - ポール・ヘンリード
ルノー署長 - クロード・レインズ
シュトラッサー少佐 - コンラート・ファイト
フェラーリ - シドニー・グリーンストリート
ウーガーテ - ピーター・ローレ
サム - ドーリー・ウィルソン

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"Where were you last night?" 夕べはどこにいたの?
 "That's so long ago, I don't remember"そんな昔のことは忘れたさ
 "Will I see you tonight?"今夜はいてくれるんでしょ?
 "I never make plans that far ahead"そんな先のことは分からない


 1941年12月、親ドイツのヴィシー政権の管理下に置かれたフランス領モロッコの都市カサブランカ。ドイツの侵略によるヨーロッパの戦災を逃れた人の群れは、中立国のポルトガル経由でアメリカへの亡命を図ろうとしていた。

 

 アメリカ人男性のリック(ハンフリー・ボガート)は、パリが陥落する前に理由を告げずに去った恋人イルザ・ラント(イングリッド・バーグマン)と、彼が経営する酒場「カフェ・アメリカン」で偶然の再会を果たす。パリの思い出である『アズ・タイム・ゴーズ・バイ』が切なく流れる。

 

Ilsa : "Play it, Sam. Play 'As Time Goes By."「あれを弾いて、サム。『時の過ぎ行くままに』を」

 

 彼女が店を去って再び過去の痛みに苦しむリック。

 

Rick : "Of all the gin joints in all the towns in all the world, she walks into mine."「世界に星の数ほど店はあるのに、彼女はおれの店にやってきた」

 

 彼女の夫で、現在はドイツに併合されたチェコスロバキア人のドイツ抵抗運動の指導者ヴィクトル・ラズロ(ポール・ヘンリード)は現地のオルグと接触、脱出のチャンスをうかがっていた。フランス植民地警察のルノー署長(クロード・レインズ)は計算高い男だが、流れに逆らうように異郷で生きるリックにシンパシーを感じ、かつてスペインのレジスタンスに協力したリックに、ラズロには関わるなと釘を指す。現地司令官であるドイツ空軍のシュトラッサー少佐は、ラズロを市内に閉じ込める。

 

 イルザは、夫を助けられるのは闇屋のウーガーテ(ピーター・ローレ)からヴィシー政権の発行した通行証を譲り受けたリックしかいないと、必死に協力をお願いする。しかしリックは、再び目の前からいなくなってしまう女性を前にして、今でも愛していると本心を打ち明ける。愛情を確かめ合う二人。

 

Rick : "Here's looking at you, kid."「君の瞳に乾杯」

 

 リックは、ラズロとイルザが通行証を欲しがっている事実をルノー署長に打ち明け、現場でラズロを逮捕するようにと耳打ちする。手柄を立てるために、約束の閉店後の店にやってきたルノーだが、リックの本心は、二人を亡命させるためにルノーを空港まで車に同乗させて監視の目を欺く点にあった。シュトラッサーを射ち殺してでも彼女を守ろうとするリックは、過去の痛みに耐えていた彼ではなかった。

 

Rick : "We'll always have Paris.".「僕たちの、心の中には、パリがある」

 

 愛を失っても大義を守ろうとしたリックを前にして、実はレジスタンスの支援者であったルノーは、アフリカ内のレジスタンスの支配地域へ逃げるように勧めて、見逃すことにする。

 

Captain Louis Renault : "Round up the usual suspects."「いつもの要注意連中を一斉検挙だっ」

 

 二人の未来に希望を持たせながら、彼らは宵闇の中へ消えていく。

 

Rick : "Louis, I think this is the beginning of a beautiful friendship."."「ルイ、これが俺たちの美しい友情の始まりだな」(ウィキペディアより)
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ぐっちーランク               B ★★ 

みんなのシネマレビュー(10点満点)  7.22点

Yahoo!映画(5点満点)          4.23点
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 ボギー、ボギー。アンタの時代はよかった。

バタフライ・エフェクト/劇場公開版(2004)

『バタフライ・エフェクト』(The Butterfly Effect)2004年アメリカ映画
監督 エリック・ブレス、J・マッキー・グラバー
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エヴァン  - アシュトン・カッチャー
ケイリー  - エイミー・スマート
トミー  - ウィリアム・リー・スコット
レニー  - エルデン・ヘンソン
アンドレア  - メローラ・ウォルターズ
ジョージ  - エリック・ストルツ
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 少年時代の約束。幼馴染みのケイリーのもとを去るとき、エヴァンは”君を迎えに来る”と誓った。だが、いつしか時は流れ、エヴァン(アシュトン・カッチャー)とケイリー(エイミー・スマート)は別の道を歩んでいた。

 

 エヴァンは幼い頃から、時折り記憶を喪失<ブラックアウト>してしまう少年だった。母アンドレアはエヴァンの脳波を精神科の医師に検査してもらうが、何も奇妙な点は見出せずにいた。精神科医は治療のため、毎日の出来事を日記につけるようにすすめる。

 

 少年時代は永遠に続くと思われたが、エヴァンが13歳の時、ケイリーの兄トミーのいたずらによって唐突に終わりを告げる。エヴァンの記憶にはその瞬間に<ブラックアウト>が起き、気が付いた時には森の中におり、周りには強烈なショックのあまり倒れてしまった友人のレニー、彼を抱きかかえようとするトミー、ただ震えているケイリーがいた。

 

 エヴァンは何が起きたのかまったく思い出せなかった。しかし、何か決定的な出来事が起きたのは間違いがなかった。アンドレアはエヴァンを連れてその街を引っ越す。時が流れ、心理学を勉強する大学生となったエヴァン。今では<ブラックアウト>が起きることもなかった。

 

 過去は遠のき、ケイリーの記憶さえ消えかけていたが、すべては平穏だった。ある日エヴァンは、幼い頃の日記を見つける。懐かしい日記を紐解いたとき、”それ”は起こった。気が付くと、エヴァンの意識は日記に書かれている出来事の中にあったのだ。鮮明に蘇る過去の記憶、あの陽光、あの空気。それは強烈なリアリティを伴っていた。夢なのか、現実なのか。少年時代の空白の記憶の一端に触れてしまったエヴァンは、もう一度、あの頃の仲間たちを訪ねたくなる。

 

 ケイリー、トミー(ウィリアム・リー・スコット)、レニー(エルデン・ヘンソン)。そしてエヴァンは知る。あの時のいたずらによって、彼らの人生が大きく狂っていたことを……。(Movie Walkerより)

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ぐっちーランク               B ★★ 

みんなのシネマレビュー(10点満点)  7.31点

Yahoo!映画(5点満点)          4.33点
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 日本映画の時をかける少女(1983)のラストシーン、予言 (2004)全編を思い出した。ひぐらしのく頃に、と、STEINS;GATEも。これらに比べると(STEINS;GATEと比べるのはかわいそうかな)、うーん、くだらない。次回評価では本作品は300位より下かも。

 

 なにかつまらない。途中で退屈する。ラストのエヴァンの選択はよしとしよう。まあ、この手の作品でよくある、「自己犠牲野郎」ではあるが。あるいは病院から転院していくシーンをつくってラストシーンとし、タイトルを妄想エフェクト、パラノイアの真実、などにしてもよいのでは?


 基本的に、人生は選択でありその選択の全責任は自分にあるという認識が不足しているのではないか?選択をやり直しがきくものとするのは、原作者の甘えであり、その甘えが私を不愉快にするのではないだろうか。「ひぐらし」は選択のやり直しと、選択しない選択を否定した。「STEINS;GATE」は、本作に似たラストを採ろうとしたこともあるが、そもそも最初から選択の全責任は自分にあることからスタートしている。本作の登場人物は、エヴァン、ケイリー、トミー、レニージョージ、ジェイソン、みんな自分の人生を他人の所為にしようとしているように見える。アンドレアはどちらだかわからない。エヴァンが「肺癌も自分のせいだ」と言ったとき否定せず「発言が父親に似てきた」と、言うのみだった。


 もう一点、ブラックアウトで別の選択肢をたどれるこの能力が、すくなくとも祖父、父ジェイソン、エヴァンの3代も続いているように描かれているが、この能力は本作で言うようにネガティブな面しかないのだろうか?そうだとすれば、もっとはやく断ち切られても良かったのではないか。ジェイソンがエヴァンの首を絞めるのもエヴァンが乳児の頃ならたやすいはず。祖父の代には戦争もあっただろうから、英雄的な突撃死という選択もできたと思う。知能の高さも代々引き継いでいるのだから、ここまで悲劇的になる前に打つ手はあるはず。もしポジティブ面があるならそれを生かしネガティブ面を消せば良い。それがわからないジェイソン・エヴァンの知能が高いという設定にも無理があるな。

  

 一般評価も高すぎる気がします。