個別解説5 これもお薦め

攻殻機動隊

(攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX2002・2003年放送全26話)(攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG2004・2005年放送全26話)

 

 時は21世紀、第3次核大戦とアジアが勝利した第4次非核大戦を経て、世界は「地球統一ブロック」となり、科学技術が飛躍的に高度化した日本が舞台。その中でマイクロマシン技術(作中ではマイクロマシニングと表記されている)を使用して脳の神経ネットに素子(デバイス)を直接接続する電脳化技術や、義手・義足にロボット技術を付加した発展系であるサイボーグ(義体化)技術が発展、普及した。結果、多くの人間が電脳によってインターネットに直接アクセスできる時代が到来した。生身の人間、電脳化した人間、サイボーグ、アンドロイド、バイオロイドが混在する社会の中で、テロや暗殺、汚職などの犯罪を事前に察知してその被害を最小限に防ぐ内務省直属の攻性公安警察組織「公安9課」(通称「攻殻機動隊」)の活動を描いた物語。(ウィキペディアより)

 

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 ドラマとしてみてもそれぞれなかなか面白いのだが、全体的に何かひとつもの足りない。私にとって臨場感が薄いのと、追求して欲しいテーマの本当に上っ面だけをなめている感じ。いやテーマには入っているのだが、作者がストーリー作りに熱を込め、心髄を棚上げしているように見える。

 

 笑い男事件。電脳化した脳の並列化や記憶の共有は、当たり前に思えるが、ことさら問題にし、笑い男そして素子の、ハッキング能力が並外れているという扱いだ。しかも電脳化の段階が曖昧。きちんと私のように段階を追って設定していないと思われる。

 もはや、電磁波信号の個別固有化による初期思念体に近い状況にあるのだから、生体視覚信号の操作などできて当たり前。サイコパスなどでは、素子ほど電脳化してなくても、着ぐるみやアバターとして他者に認識させるほどに発達した視覚信号操作を見せて、なに、これが普通さと言わんばかりの扱い。こうあるべきだ。ま、後発アニメの強みだろうけど。

 

  電脳硬化症問題、リングの貞子に通じる話、鈴木光司はループでアバター化・ウィルス化する電脳症を見せる、あたりまで持って行って欲しかった。

◇                   ◇                 ◇                  ◇

 ちょっと電脳問題を続け、アニメ解説から離れる。この部分は愚考録の未来偏にコピペする予定。

 初期思念体段階に近づいた素子の電脳が、物質的回路を離れ電磁波信号として空間にあるとき、アオイのそれと入り交じり、記憶が共有化され、個の意識が拡散し、アニメでは素子の意識の中にアオイの意識がほぼ同化して存在しているように描いている。

 素子にとっては、アオイに入り込まれたと同時に、アオイを飲み込んで同化したという感じだろう。それを素子は望んでそうしたわけではない。そういう設定なのだろうから仕方ないが、実際の場合、電磁波信号の固有識別化は、現在でも普通に行われており、こんな問題は起きないはず。


 テレビで1チャンネルを見ているのに2チャンネルの信号が入り込み交互に映るなどということは、わざわざそういう機械を作らなければ起こりえない。空中を無数に飛び交っているはずの電波だが、ちゃんと携帯には、自分専用の電波だけが入るはず。それも特別な操作をしなければ1本1本個別に入り、特別な操作をすれば3者以上の電話会議となる。つまり、信号の固有識別は常識なのである。

 同じように、思念波信号も簡単に識別でききるはず。おそらく各個人のDNAを、最表層に載せているのではないか、DNAはもともと信号のようなものだから、悪用の恐れさえなければ、識別符号として妥当だと思う。


 初期思念体段階で、個人としての存在意義は、特徴ある優先順位付けとその順位さえ崩す独自の癖、だと思う。知識としての記憶は、例えば現在多くの者が、自己の記憶がわりにウィキペディアを使っているように、ウィキの完全版のような電子百科が存在し、そこに全世界のすべての知識が収められていて、誰もが固有の記憶がわりに、現在自分の脳内の記憶を見るのと同じ手軽さと時間で、利用していると思う。この電子百科は少し編集方針が違うものが数種類あると良い。


 現在のように、個人の思想によりゆがめられた記憶は、必要なくなり、皆が同じ客観的記憶を記録としてみることができる。記憶の違いによる個人の存在は意味をなさなくなる。この辺から思念体としての統合が起こると思う。

◇                   ◇                 ◇                  ◇ 

 というような面を、アニメにして欲しかったのだが、攻殻機動隊は、作り物フィクションの方にいってしまった。ドラマだ、虚構だという香りが、現実感を喪失し、臨場感を薄くし感情移入しにくくさせる。

 

 ドラマとしては、面白いのだろうが、しょせん嘘っぱち。一応並べると。

 官民癒着、他国エージェントにハックされた電脳問題、丸山ワクチンを題材にした事件、兵法の大家孫子が実際に指導した、敵前で自分の首を一斉にはね飛ばすという、中国古代の歴史をまねた個別の11人、なんとも考察の甘い笑い男。これらはテーマとして類型的だと思う。

 

 1995年の劇場版、GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊が、本シリーズでは一番お薦め。士郎正宗関連では、本作と時代背景・設定を同じくする「RD 潜脳調査室」のほうが好き。

 

 まあしかし、攻殻テレビシリーズで、もっとも面白いのはタチコマであることに異議はあるまい。

 

とある魔術の禁書目録

(第1期2008・2009年放送全24話)(第2期2010・2011年放送全24話)


 「科学と魔術が交差するとき、物語は始まる――!!」


 鎌池和馬のデビュー作にして出世作。SFやファンタジーの要素を取り入れ、超能力や兵器などオーバーテクノロジー尽くしの科学サイドと、聖書や魔術などのオカルト尽くしの魔術サイドという、相反する設定の2陣営が混在し対立するという世界観を描いたバトルアクション作品である。


 超能力が科学によって解明された世界。能力開発を時間割り(カリキュラム)に組み込む巨大な学園都市。その街に住む高校生・上条当麻のもとに、純白のシスターが現れた。彼女は禁書目録(インデックス)と名乗り、魔術師に追われていると語る。こうして上条当麻は、科学と魔術の交差する世界へと足を踏み入れていく。


 アニメ第1期は原作の第6巻までをアニメ化。ほぼ忠実に原作を再現している。第2期は、第1期でカットされた原作第5巻のエピソードから始まり、第7巻からSS第1巻までをアニメ化。第1期同様、基本的に原作小説を忠実に再現している。(ウィキペディアより)
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 (以下工事中)

とある科学の超電磁砲

(第1期2009・2010年全24話)(第2期とある科学の超電磁砲S、2013年全24話)


東京都の西側3分の1の規模、総人口230万人の内8割を学生が占める「学園都市」。そこでは学生全員を対象にした超能力開発実験が行われており、全ての学生は「無能力者(レベル0)」から「超能力者(レベル5)」の6段階に分けられ、様々な能力を開花させている。学園都市でも7人しかいないレベル5の一人であり、電撃を操るその能力から「超電磁砲(レールガン)」の通称を持つ御坂美琴は、学園都市で起こる様々な事件を解決していく。(ウィキペディアより)
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 (以下工事中)

RD 潜脳調査室

(2008年放送全26話)

 2061年、発達したネット社会において誕生したセキュリティ「メタリアル・ネットワーク」(Meta-Real Network、通称「メタル」)により発生する事件を調査する「電脳ダイバー」波留真理と仲間たちが様々な事件に挑む。

プロダクションI.Gと士郎正宗による『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』シリーズと共通の設定が登場するが、少なくとも物語上の続編ではなく、『攻殻』の世界観の先にある未来の世界を見せる作品を目指す、言わば「姉妹編」的作品となっている。(ウィキペディアより)
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 HALの真理が挑むもの! もうそれだけで2001年ファンはワクワクする。

映画2010年「すごい!星がいっぱいだ!」、RD「すごい。振ってきそうな星空!」

士郎正宗氏なりの「2001年宇宙の旅」の決着だろうと思う。今回はBランクにしたが、Aランク以上の作品かもしれない。もう少し、女性陣のふっくらさ加減を抑えていれば、今回もAかSだった。

 

 女性陣はみんなカワイイが、太ももがちょっとだけ好みより太い。


 ラストの赤い海は、エヴァのそれと異なり科学的に説明がつくもので一時的なもの。気象分子がイオン化されてしまい消えてしまえば、海の青は守られる。蒼井衛。みなもは青いのだ。


 ドラマは攻殻とは異なり、無理な設定がなく素直に楽しめるし、一番、攻殻と異なるのがほとんど脇道にそれず、電脳化と新しいネットワーク化、海とメタル、自然すなわち地球律と気象分子と、テーマに無駄がなく、まっすぐ主題を進み2001年宇宙の旅の決着を海でつけたこと。やはりSランクでもいいかな。 

とらドラ!

(2008・2009年放送全25話)


 父親譲りの目つきの鋭さのため、ヤンキーに見られてしまうことを気にしている高須竜児は、高校2年に進級し、以前から好意を寄せていた櫛枝実乃梨や、親友である北村祐作と同じクラスになることができた。一方で、新しいクラスメイトの間にはびこる「高須はヤンキー」という誤解を、また最初から解かねばならないことが憂鬱であったが、実乃梨の親友で誰彼かまわず噛み付く「手乗りタイガー」こと逢坂大河との出会いにより、意外に早くその誤解は解かれることとなる。タイトルは「手乗りタイガー」(とら)と、高須竜児の「竜」(ドラゴン)に由来する。(ウィキペディアより)
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 ラブコメの代表。

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銀の匙 Silver Spoon

(第1期2013年放送全11話)(第2期2014年放送全11話)

北海道の農業高等学校を舞台とした学園漫画作品。その他、作中にばんえい競馬も登場している。
札幌の私立中学に通っていた八軒 勇吾は成績が思うように上がらず受験に失敗。学力競争と高圧的な父の数正から逃れるため中学の恩師白石の薦めで寮制の大蝦夷農業高等学校(通称、エゾノー)に進学する。(ウィキペディアより)
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会長はメイド様

(2010年放送全26話)

 かつては男子校で、現在は共学校の星華高校は未だに男子の数が多く、女子は肩身の狭い思いをしていた。そんな中、初の女生徒会長になった男勝りな女子高生鮎沢美咲は男子の横暴から女子を守るため日夜戦っていた。屈強かつ強い美咲は男子を圧倒するが、彼女には学校では決して見せない一面があった。それは、苦しい家計を助けるため「メイド喫茶」でアルバイトをしていること。ある日、その秘密を学校一のモテ男にして変人・碓氷拓海に知られてしまう。(ウィキペディアより)
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 少女漫画らしい少女漫画で、単なるラブコメだが、今回はメイド漫画としてランクイン。掲載誌は「Lala」、単行本は「花とゆめコミックス」。

 メイド喫茶ものとしては、ほかに「シュタゲ」「らき☆すた 」などがあるが、メイド喫茶を主たる設定にしているのは本作だけ。はやりすたりのあるものだけに、今しか取り上げる機会がないように思われる。

 そこそこカワイイが恋愛関係に疎いヒロインと、そのヒロインを助ける万能クールな相手役、ヒロインは自分の相手役に対する感情に気づかず、逆に相手役にきつく当たるという、まさに少女漫画の王道的設定。

蟲師

(第1期2005・2006年放送全26話+総集編)(日蝕む翳2014年放送)(第2期蟲師 続章2014年放送全20話+特別編棘のみち)


「蟲師」を生業とする主人公「ギンコ」が、様々な「蟲」によって引き起こされる事象に対峙していく物語。時代背景は作者曰く「鎖国を続けた日本」もしくは「江戸期と明治期の間にある架空の時代」で、登場人物は(主人公のギンコを除いて)和装をしており、風景も日本の原風景を思い起こさせるようなノスタルジックなものとなっている。また、物語の語り方として必ず人物の回想を用いる点も特徴的であり、ギンコが行動する時間や行動範囲に収まらず、伝聞による時間・世界も描かれている。(ウィキペディアより)
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GUNSLINGER GIRL

(第1期2003・2004年放送全13話)(第2期GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO-2008年放送全13話+OVA2話)


 「少女に与えられたのは、大きな銃と小さな幸せ。」
物語の舞台は架空の現代イタリアを中心としたヨーロッパ。イタリアは国内に地域間対立や思想対立を抱え、テロや暗殺などの暴力が絶えなかった。イタリア政府・首相府は、表向きには障害者への様々な支援を行う組織として公益法人「社会福祉公社」を設立する。しかしその実態は、身体に障害を持った少女たちを集め、身体の改造と洗脳を行い、反政府組織に対する暗殺をはじめとした超法規的活動を行わせる闇の面を持った組織だった。少女たちは、「義体」と呼ばれる人工の肉体と引き換えに、時に危険すら顧みられることなく銃を手に戦う運命を背負わされた。(ウィキペディアより)
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イヴの時間

(2008年配信全6話)


「未来、たぶん日本。“ロボット”が実用化されて久しく、“人間型ロボット”(アンドロイド)が実用化されて間もない時代。」

アンドロイドはそれと分かるようにリングを頭に表示し、無表情で人間に奉仕する。だが、ロボットが社会の様々な分野に進出して人間から仕事を奪い、アンドロイドに精神依存する「ドリ系」と呼ばれる人々が確実に増え続けており、それを危険視する「倫理委員会」が広報活動に勤しんでいた。また、旧式化したロボットが不法投棄され主を持たない彼らが野良ロボットとして徘徊することが社会問題となっている。(ウィキペディアより)
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ちょびっツ

(2002年放送全26話+1話+特典1話)


 人造人間がパソコンという名の家電製品として普及している世界を舞台に、秘密を抱えたパソコンの少女と、機械に疎い青年の恋愛模様を描く。機械と人間は恋をすることができるのかというSFの古典的なテーマを真正面から描いたラブストーリーである。
主人公の本須和秀樹は大学受験に失敗した浪人生。北海道から上京し、予備校通いの日常の中、コンビニの帰り際に捨てられていた少女型のパソコンを拾い家まで持ち帰った。秀樹が何をたずねても「ちぃ」としか言わないそのパソコンは「ちぃ」と名づけられた。(ウィキペディアより)
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PSYCHO-PASS サイコパス

(第1期2013・2014年放送全22話)(第2期PSYCHO-PASS サイコパス 2、2014年放送全13話)

 舞台は、人間のあらゆる心理状態や性格傾向の計測を可能とし、それを数値化する機能を持つ「シビュラシステム」(以下シビュラ)が導入された西暦2112年の日本。人々はこの値を通称「PSYCHO-PASS(サイコパス)」と呼び習わし、有害なストレスから解放された「理想的な人生」を送るため、その数値を指標として生きていた。

その中でも、犯罪に関しての数値は「犯罪係数」として計測され、たとえ罪を犯していない者でも、規定値を超えれば「潜在犯」として裁かれていた。(ウィキペディアより)
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ノエインもうひとりの君へ

(2005・2006年放送全24話)


「僕の大切な人を奪いにきたのは、僕だった」


「ノエイン」とは、ギリシャ語で「認識」(νοειν)を表す言葉である。


 無限にある時空の内の一つ、この世界から見ればなり得るかもしれない、15年後の世界の中の一つ「ラクリマ時空界」は、別の時空「シャングリラ時空界」と恒常的な闘争状態にあった。地上は荒廃し、人々は地下での生活を余儀なくされている。「竜騎兵」たちは超常的な戦闘能力をもって、シャングリラから送り込まれる兵器・遊撃艇を撃破する。しかし、ラクリマの劣勢は誰の目にも明らかだった。かくして竜騎兵に、シャングリラの侵攻を防ぐ切り札「龍のトルク」の奪取が命じられる。

現代、夏。函館に住む小学6年生上乃木ハルカは、友人たちとともに残り少ない小学生生活を満喫していた。唯一の気がかりは、中学受験を母親に強いられ、ストレスで押し潰されている幼なじみ後藤ユウのこと。そんなハルカの前に、黒いマントをまとった一団が現れる。彼ら……ラクリマから転移してきた竜騎兵たちは、ハルカを「龍のトルク」と呼んで付け狙う。その1人カラスは、他ならぬユウの15年後(ラクリマ時空界で)の姿であった。(ウィキペディアより)
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ココロコネクト

(2012・2013年放送全17話)


 私立山星高校に通う桐山唯と青木義文は、ある日の夜中に一時的に、互いの魂が入れ替わる現象を体験する。夢か現実か気になった2人は、文化研究部の仲間である八重樫太一、永瀬伊織、稲葉姫子に相談するが、冗談話と思われ、ちゃかされてしまう。数時間後に太一と伊織の体が再び入れ替わり、話が本当だと信じた2人は文化研究部へ戻り、副部長の稲葉に体が入れ替わったことを説明する。話が信じられない稲葉は、真実を確かめるため伊織(太一)と太一(伊織)の2人に、本人しか知らない質問をして表情で判断し、ようやく話を信じる。かくして、人格が入れ替わりながらも日常生活を送るが、この現象は<ふうせんかずら>という謎の存在による実験であった。(ウィキペディアより)
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 <ふうせんかずら>の実験は「ヒトランダム編」人格入れ替わり「キズランダム編」欲望解放「カコランダム編」時間退行「ミチランダム編」感情伝導 と、行われる。


 ツメの甘さと、実験理由の説明がないことが、このランクにとどまった原因。きちんと作れば、SかSSランクになり得るテーマだと思う。

CLANNAD 〜AFTER STORY〜

(第1期CLANNAD -クラナド-2007・2008年放送全22話+1話)(第2期CLANNAD 〜AFTER STORY〜2008・2009年放送全22話+総集編1話+1話)(OVA、Clannad もうひとつの世界杏編2008年と智代編2009年)

 

 Keyの前2作である『Kanon』、『AIR』が18禁のPCゲームとして発売されたのに対し、本作は全年齢対象のPCゲームとして2004年4月28日に発売された。人と人との「絆」をテーマに描かれた本作は『Kanon』・『AIR』に続き三たび大ヒット作となった。

 

 テレビアニメは、『AIR』・『Kanon』(第2作)と同じく京都アニメーションが制作を担当した。

 

 第1期は原作の「学園編」をベースとして制作された。渚ルートを主軸に、本来はパラレルワールド扱いで時系列が連続しないヒロイン5人の個別ルートを統合し、終盤にクライマックスを置くため、原作を踏襲しつつもストーリー展開に大胆なアレンジがなされた。

 一方で渚ルートを主軸にした関係上、統合困難な杏ルートと智代ルートのストーリーが簡略化された。この補完として本編と時系列が異なる『もうひとつの世界 智代編』が制作された。これは智代ルートを完結まで描いたものでテレビ放送はされなかったが、2008年5月31日に上映会が開催され、DVD第8巻に収録された。

 

 第2期は、序盤は原作の「学園編」のうち第1期で触れられなかった物語(サブキャラクターのルートやおまけシナリオ、渚ルートの終盤など)を、中盤以降は原作の『AFTER STORY』を、番外編は『Official Another Story CLANNAD 〜光見守る坂道で〜』の渚編を基として制作された。

 

また、杏ルートを完結まで描いた『もうひとつの世界 杏編』が制作された。智代編と同様にテレビ放送はされていないが、2009年5月24日に上映会が開催され、DVD第8巻に収録された。(ウィキペディアより)
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 CLANNADはゲームを原作としているため、ネット上いろいろな解釈や考察があふれている。

 

 テレビアニメとしては、京アニが単なるアニメ製作会社から、アニメ製作の旗手になる段階の作品なので、作りは非常に優れている。人気もかなり高い。

 

 ただ、ストーリーに突出した良さがあるかというと、残念ながらNoである。時間を超えた愛を描いた『AIR』のほうがストーリー的には面白いかもしれない。ふくらみもある。

 

 またアドベンチャーゲーム原作なので、いろいろなヒロインとのグッドエンドをまとめてしまうと、どうしてもハーレム展開になってしまう。

 

 幻想世界の取り扱いが中途半端。何も生まれず、何も死なない世界のはずが死ぬ。ネット上の解釈はともかく、テレビアニメ上はありがちなファンタジー世界の話になっており、なくても良い気がする。

 

 

 他のサイトの評価に比べると、ぐっちー評価はかなり低いが、理由は以上の点にある。

 

 なお、私は本作で歌舞伎十八番外郎売り口上を知った。


ひぐらしのく頃に

(第1期ひぐらしのなく頃に2006年放送全26話)(第2期ひぐらしのなく頃に解2007年放送全24話)(第3期OVAひぐらしのなく頃に礼2009年発表全5話)(第4期OVAひぐらしのなく頃に煌2011・2012年発表全4話)(第5期OVAひぐらしのなく頃に拡2013年~発表話数未定)

実写版ひぐらしのなく頃に2008年公開、ひぐらしのなく頃に 誓2009年公開


 同人サークル『07th Expansion』によるコンピューターゲーム作品。


 本作品は昔ながらの村社会の様相を残す村落で発生した連続怪死・失踪事件の顛末を描いた連作式のミステリーである。表現媒体としてサウンドノベル形式を採用しているが、ストーリー展開に影響を与える選択肢は存在しない。「出題編」「解答編」の各4編が2002年夏から2006年夏のコミックマーケットで発表された。


後にこれを原作として商業作品化され、メディアミックス展開も盛んに行われた。「な」を赤文字で表記する。


 アニメ第1期シリーズでは原作の鬼隠し編〜罪滅し編までのアニメ化だったが、好評により第5期シリーズまで制作された。原作の出題編・解答編・ファンディスクの内容全てのアニメ化が実現している。アニメ版は尺の関係上、原作における様々なエピソードを省略している。特に、第1期は26話で6編を描いているため、後のシリーズよりもエピソードの省略が多い。(ウィキペディアより)
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 (以下工事中)


うみねこのく頃に

(2009年放送全26話)


 07th Expansionの第一作目である『ひぐらしのなく頃に』の血脈を受け継ぎつつ、全く別の世界設定の作品になっている。ミステリ小説の名作「そして誰もいなくなった」のストーリーを下敷きにしながら、「嵐の孤島」「遺産を巡る争い」「洋館」「連続殺人」「予告状」「肖像画の碑文」「謎の怪人物」「不可解な怪現象」など、典型的なクローズド・サークルものの本格推理小説のオマージュが多数盛り込まれている。

 竜騎士07は今作が公式に発表される以前から、『ひぐらし』に続く次回作について「同じ舞台を何回も巻きもどして繰り返していく、それらを重ねて見る事で一本のシナリオでは見えないものが見えてくる」という“多層世界もの”とすることを早くから明言している。(ウィキペディアより)
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 ぐっちーがこの作品で一番気に入ったのは多層世界・重層世界の表し方と、そのヒントの的確さ。放送される画像は真実ではないと言い切る潔さ。

 (以下工事中)

魔法少女まどか☆マギカ

(2011年放送全12話、1クールの途中で3.11東日本大震災のため一時中断)

 

 願いを叶えた代償として「魔法少女」となり、人知れず人類の敵と戦うことになった少女たちに降りかかる過酷な運命を、優れた魔法少女となれる可能性を持ちながらも傍観者として関わることになった中学生・鹿目まどかを中心に描く。本作はすでに類型が確立している魔法少女ものというジャンルに新たな切り口を導入することを意図した作品であり、題名に魔法少女を冠してはいるが、いわゆる魔法少女ものというよりも魔法少女をモチーフにしたダーク・ファンタジーとしての作風が色濃い。(ウィキペディアより)
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 (以下工事中)

AIR

(2005年放送全12話+総集編1話+特別編前後編)

 

 Windows用ゲームとして2000年9月8日に18禁初回版が、2001年7月19日に18禁通常版が、7月27日に全年齢対象版が発売された。
前作『Kanon』と同様に少年少女の恋愛劇に不可思議要素を絡めたアドベンチャーゲームであり、シナリオが感動に特化した泣きゲーとして支持を集め、2000年度の年間セールスで10万本を超える大ヒットとなった。
ゲーム内容

シナリオは第一部「DREAM編」・第二部「SUMMER編」・第三部「AIR編」の三部構成となっている。
第一部は現代が舞台、第二部では、千年前の夏が描かれ、第三部では、現代に戻って第一部と同じ時間・場所が舞台となり同じ物語が反復されるが、プレイヤーの視点は国崎往人ではなくカラスの「そら」となっており、その視点から第一部での往人と観鈴の物語を傍観することになる。(ウィキペディアより)
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 テレビアニメは、特別編まで含めると、多少の省略はあるが、ほぼ原作ゲームに忠実に作られているらしい。伝奇部分がいいね。

 長門ユキは”泣きゲー”が好きらしいが、『Kanon』・『AIR』・『CLANNAD』の3連作は、こなしたのかな。

 本作もアドベンチャーゲームが原作なので、解説はネットに横溢。

 

四畳半神話大系

(2010年放送全11話)


 京都市を舞台に、京都大学3回生の男子学生が、1回生時に選んだサークルによって自らの大学生活をいかに変えていったか、その可能性を描く一人称小説。独立した4話から構成される。

 湯浅政明にとって小説作品のアニメ化は本作が初めてであり、森見登美彦にとっても本作が初の映像化作品である。

 小説の言葉遣いを活かした作品であるため、通常のアニメよりも文字数が多く、上田誠は「脚本家と声優泣かせ(笑)」と語っている[1]。また第10話は「私」以外の人物が登場しない話で、「私」役の浅沼晋太郎が1人で単一の役を丸々1話こなすという、従来のテレビアニメでは異例の回であった。

 2010年12月8日、2010年度文化庁メディア芸術祭アニメーション部門で大賞を受賞した。テレビアニメ作品での大賞受賞は創設以来初めて。(ウィキペディアより)
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 (以下工事中)

灰羽連盟

(2002年放送全13話)


 登場人物たちの深い心理描写、独特の不思議な世界観、セピア調の抑えた色彩、美しく雰囲気のある背景、透明感あふれる音楽などのほか、精神的なテーマを扱う。


 高い空からまっすぐに落ちていく少女。やがて彼女は水に満たされた繭の中で目を覚ます。古びた建物の一室で彼女を迎えたのは背中に飛べない灰色の羽を持つ、「灰羽」と呼ばれる人物たち。繭の中で見ていた空を落ちる夢から、少女は「ラッカ」と名づけられる。


 高い壁に囲まれたグリの街、灰羽たちの暮らすオールドホーム、そこでの仲間たちとの穏やかな日々。戸惑いながらも少しずつその生活に馴染んでいくラッカ。しかしやがて、短い夏の終わりに1つの別れが訪れる……。(ウィキペディアより)
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 高い壁の意味、水の意味。物語の中で、十分には語られなかったさまざなものが、いったい何を意味しているのか、じっくり考えてみよう。


 登場人物についても考察の余地はかなりある。レキの話はほぼ語られた。ラッカ、ネム、カナ、クラモリ、ヒョウコは、名前から直接原因の想像がつく。ヒカリ、クウは、いろいろ想像するが微妙。ラッカの鳥は誰?ミドリ、ダイ、ハナ、ショータは単なるサブキャラか?


 森、町、砂漠、職業、鳥、そして話師とトーガ、何をどう考えて作者はこの物語を紡いだのか。お薦めである。


Angel Beats!

(2010年放送本編13話 + 特別編2話)


 死後の世界の学園を舞台にした青春ドラマ。死後の世界であるため、通常なら死ぬような行動を取っても死ぬことはない。テストや球技大会・学食での食事などの日常的で平和な学園生活と、銃火器や刀剣を用いて天使と戦う非日常的な生活、そして登場人物の送った生前の理不尽な人生、この三者を柱にストーリーが展開される。(ウィキペディアより)
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 灰羽連盟と同じように、死後のモラトリアム期を描きながら、対照的にまで違う世界。AB(本作の通称)が動なら灰羽は静、喧噪と静謐、少年漫画と婦人漫画。

 灰羽とは異なり、この世界はほぼ語られつくしている。ただ、実年齢や再生年齢の設定に定理が見られないのは残念。せっかく作り上げられた世界を、作中で一旦壊し、再生をはじめる。喧噪さがすこしはなくなるか。

 ところが物語の終わりは、現実世界。まあ余韻はあっても、考察は不要といったところか。やはり少年漫画だ。

 本作を見るなら、灰羽も合わせてみることをお薦め。


あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

(2011年放送全11話)

 幼馴染の死という過去を抱えた若者たちの淡い恋や罪の意識、絆や成長といった内容を扱う、ドラマ性を重視した内容が志向されており、物語の展開に従って複雑化していく人間関係なども描かれる]。死んだはずの幼馴染であるヒロインが幽霊として主人公の前に現れるというファンタジー的な題材が用いられてはいるが、作中では彼女をアニメ的な幽霊のように描写することは避けられており、生きた人間と変わらず振る舞う姿を描写しながらも、その姿が鏡に映らなかったり、主人公以外の人物たちにその姿が見えていないことを示すことで、彼女が霊的な存在であることを描写している。


 幼い頃は仲が良かった宿海仁太、本間芽衣子、安城鳴子、松雪集、鶴見知利子、久川鉄道ら6人の幼馴染たちは、かつては互いをあだ名で呼び合い、「超平和バスターズ」という名のグループを結成し、秘密基地に集まって遊ぶ間柄だった。しかし突然の芽衣子の死をきっかけに、彼らの間には距離が生まれてしまい、それぞれ芽衣子に対する後悔や未練や負い目を抱えつつも、高校進学後の現在では疎遠な関係となっていた。

 高校受験に失敗し、引きこもり気味の生活を送っていた仁太。そんな彼の元にある日、死んだはずの芽衣子が現れ、彼女から「お願いを叶えて欲しい」と頼まれる。(ウィキペディアより)
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 (以下工事中)

うたわれるもの

(2006年放送全26話+おまけ4話+OVA3話)


豊かな翠色に彩られた穏やかな気候の大陸。

そこに暮らす種族は獣のような耳や尻尾、または大きな翼を背負う、ヒトとは似て非なる者たち―ある種族は強靭な肉体を誇り、またある種族は武術に長け、それぞれ種別できる特性があった。種はやがて部族となり大小さまざまな國を成すに至る。

民は大神ウィツァルネミテアを崇め、その大いなる名のもとに、生から死に至るまで儀式を行う慣わし、日々感謝の祈りを捧げることを忘れない。

―大陸の北東に位置する辺境の地にヤマユラの集落がある。作物の育たない痩せた大地ゆえに民は貧しい生活を強いられながらも、辺境で生きる者ならではの屈強さで明るく和やかに暮らしていた。

そんなある日、もろい民家をなぎ倒すほどの激しく大地を揺さぶる地震が起きる。そのとき集落付近の森にいた少女は、大怪我をして倒れていた男と出会い、集落へ連れて帰り手厚く看護する。(ウィキペディアより)
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 本作も原作はゲーム。

 (以下工事中)

エルフェンリート

(2004年放送全13話+OVA1話 )


 側頭部の対となる2本の角とベクターと呼ばれる特殊な能力を持つ女性型ミュータント・二觭人(ディクロニウス、觭は「角奇」)。彼女らは人類を淘汰する可能性を持つとされ、離島の国立生態科学研究所に国家レベルでの極秘機密として隔離され、研究されている。


 ある日、偶発的な事故によって研究所に隔離されていたディクロニウスの少女・ルーシーは、拘束を破って警備員と研究所室長・蔵間の秘書・如月を殺害し、研究所からの脱走を試みる。海に飛び込む直前に頭部を対戦車用徹甲弾で撃たれるも幸い軽傷で済んだルーシーは、そのまま海へ投げ出される。


 一方、大学に通うために親戚を頼って鎌倉にやってきた青年・コウタはいとこのユカと共に由比ヶ浜を訪れた際、そこで浜辺に佇む全裸の少女を見つける。その少女は、海へ投げ出された後に由比ヶ浜に流れ着いたルーシーだった。(ウィキペディアより)
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 (以下工事中)

らき☆すた

(2007年放送全24話+OVA1話)


 小柄でアニメやゲームが大好きな、オタクな女子高生(7巻より大学生)泉こなたと、その友人でゆったりした性格の柊つかさ、つかさの双子の姉でしっかり者でツッコミ役の柊かがみ、容姿端麗で博識ながら天然な所がある高良みゆきの4人を中心として、その周囲の人々も含めたまったりとした普段の生活を描いた4コマ漫画作品。


 テレビアニメのストーリー構成は、原作の内容を踏襲しながらアニメオリジナルのエピソードを盛り込んだ形となっている。原作が4コママンガのため、1分以内で終わるほどの短い話もあり、本編の息継ぎ的部分に配置されている。時系列も原作では高校1年生から開始しているのがアニメでは高校2年生からに変更され、時事ネタを扱ったものについても放送当時の直近のものに変更されている。また本編Bパートとエンディングの間には同名のラジオ番組を元にしたミニコーナー『らっきー☆ちゃんねる』が挟まれる形をとっており、このコーナーではラジオ版およびコンプティーク誌上の情報コーナー版、さらに本作公式Webサイトと相互連動した企画も行われた。(ウィキペディアより)
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アニメの聖地巡礼は本作から始まった。



聖地巡礼と地元での町おこしイベント


 アニメ雑誌『月刊ニュータイプ』2007年8月号の付録「『らき☆すた』的遠足のしおり」にて、埼玉県北葛飾郡鷲宮町(現在は久喜市に合併)の鷲宮神社を始めとした、いくつかの場所が本作の舞台の1つであると紹介されたことをきっかけに、ファンが聖地巡礼と称して登場した場所を訪れるようになった。


鷲宮神社においては、彼らが絵馬に『らき☆すた』の登場人物の絵を描いて奉納する、記念撮影を行う、コスプレ姿で参拝するなどの行動がマスメディアを通じて報じられた。

初詣の参拝客も、2008年にはこの年の埼玉県内第3位となる約30万人、また2009年には同第2位となる約42万人に達し、関係者の驚きを呼んだ。なお、初詣の参拝客の過去最高は2014年現在、2011年から4年連続で約47万人であり安定している。(放送前年の2006年は9万人で6位)。


こうした「巡礼」を受け、鷲宮町商工会[22]は、町独自のオリジナルグッズを制作、同会青年部の運営する大酉茶屋わしのみやや町内の複数の商店にて発売し、作者や出演声優の鷲宮神社への公式参拝イベントを開催した。その他にも歳末セールで『らき☆すた』のキャラクターをあしらったスクラッチカードを用いるなど、様々な地域振興策に取り組んでいる。鷲宮町もこうした経緯から2008年4月1日付で柊一家を町内の架空の住所に住民登録し、同年4月7日より特別住民票の交付を行った。また毎年9月に行われる鷲宮神社の土師祭では、2008年より『らき☆すた』のキャラクターを描いた「『らき☆すた』神輿」が練り歩くようになり、報道などで話題となったほか、2010年に行われた上海国際博覧会でのジャパン・ウィーク「CoFesta IN 上海」ではこの神輿の特別公演が行われた。


さらに、作者の美水の出身地であり、作中ではこなたの住んでいる町とされる幸手市の商工会でも、『らき☆すた』を元にした地域振興策として、歳末セールで『らき☆すた』をフィーチャーした企画を実施、オリジナルグッズの製作・発売を行ったほか、関連イベントの開催するなど、様々な企画を行い、2009年3月28日には美水家が転居に伴って空き家となった旧居を無償で商工会で借り受け、泉家を再現したギャラリー兼交流施設「きまぐれスタジオ 美水かがみギャラリー幸手」を開館(2011年1月10日に閉館)、2010年1月1日付けで泉一家をギャラリーの所在地に住民登録し、同年1月3日より特別住民票の交付を行った。またエコポイントの交換商品として、幸手市共通商品券「らき☆すた商品券フルコンプセット3000 円分」を用意した。メインの舞台となった春日部市でも、鷲宮・幸手双方にグッズのための桐細工を提供しているほか、春日部独自の商品開発も行っている。また3市町の商工会・商工会議所等関係各所で相互連携しており、各商工会の間で版権データの共有や今後のイベント開催・グッズ販売での共同事業の展開などに取り組んでいる。


2007年12月からの2008年5月までの半年間の鷲宮町での経済効果は4170万円、商工会の2007年度決算での歳入合計が前年度比36%増の8000万円になったと発表、幸手市も約2500万円の経済効果があったと商工会が発表している。また「聖地巡礼」「オタクツーリズム」や漫画・アニメ等を用いた町おこし(「萌えおこし」とも呼ばれる場合がある)の成功例として経済的・学術的観点からも注目されるようになり、鷲宮町商工会でも北海道大学観光学高等研究センターと共同でメディアコンテンツと地域振興のあり方に関する研究プロジェクトを行っている。


このほか、2009年より埼玉新聞に断続的に記事や漫画が掲載され、2010年からは土師祭や鷲宮・幸手両商工会のスタンプラリーに埼玉新聞社が主催社として参加、2012年6月からは国土交通省関東地方整備局荒川上流河川事務所の新聞広報に本作のキャラクターが起用され、制作した埼玉新聞と読売新聞埼玉版に掲載されている。また、舞台を沿線に持つ東武鉄道と『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の舞台となった秩父市を走る秩父鉄道共同で両作品がコラボレーションした記念切符を2012年1月に発売、2012年6月24日と2013年6月23日には埼玉西武ライオンズが「らき☆すたデー」と銘打ったイベントを開催し、コラボグッズの販売やつかさ役の福原香織やかがみ役の加藤英美里による始球式や一部回ので場内アナウンスを行っている。


この集客効果は、埼玉県の観光課に「観光資源として力を持っているんだ」と認識させ、2013年より「アニメ・マンガまつり in 埼玉(アニ玉祭)」開催へのきっかけとなった。(ウィキペディアより)
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 (以下工事中)

N・H・Kにようこそ!

(2006年放送全24話)


 大学を中退して4年目の佐藤達広は、ひきこもりとなっていた。佐藤は、自分が大学を辞め、無職でひきこもりであることなど全てが、謎の巨大組織の陰謀であると妄想する。その組織の名はNHK(日本ひきこもり協会)。

 そんな折、中原岬と名乗る謎の美少女が佐藤の前に現れる。佐藤をひきこもりから脱却させるべく、岬は「プロジェクト」の遂行を宣言。その「プロジェクト」の目的が不明のまま、岬による佐藤のカウンセリングが始まる。(ウィキペディアより)
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 (以下工事中)

MOONLIGHT MILE

(1st2007年放送全12話)(2nd2007年放送全14話)


 近未来における宇宙開発時代を題材としている。宇宙開発史における世界情勢の変遷と、様々な困難に見舞われながらも月開発に挑む人々の姿をリアルなタッチで描いている。魅力的なキャラクターと共に、アメリカ軍が秘密裏に行う宇宙進出や、それに追随する中国の台頭など、実際に起こりうるかもしれないというヴァーチャルな世界観が作品の売りどころの1つになっている。


 吾郎とロストマンは大学生でありながら、世界中の名だたる名峰を次々制覇した屈強な学生クライマーであり、お互いを唯一無二と認めるザイルパートナーだった。彼等は5大陸最高峰の締めくくりとなるエベレスト登頂での最中に、雪崩に遭遇したフランス登山隊の女性を発見。二人に「白雪姫」と名づけられたこの女性は内臓を損傷しており、苛酷な環境のために救出は望むべくもなく、やがて息を引き取る。彼女の死を見届けた二人は、彼女の嵌めていた指輪を手に、装備の殆どを失いながら強靭な体力で登頂を再開した。辿り着いた山頂で指輪を登頂旗のポールに嵌め、供養をした後に見上げた先に浮んでいたのは、ISS(国際宇宙ステーション)、そして月…。看病の際に白雪姫が語ったとおりの光景に、2人は「宇宙への進出」という新たな目標を見い出す。(ウィキペディアより)
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 (以下工事中)

プラネテス

(2003・2004年放送全26話)


 時代は2070年代(2075年以降)。人類は宇宙開発を進め、月面でのヘリウム3の採掘など、資源開発が商業規模で行われている。火星には実験居住施設もあり、木星・土星への有人探査計画も進んでいる。毎日、地上と宇宙とを結ぶ高々度旅客機は軌道上と宇宙とを往復し、宇宙ステーションや月面には多くの人たちが生活し、様々な仕事をしている。しかし、長い宇宙開発の歴史の影で生まれたスペースデブリ(宇宙空間のゴミ。廃棄された人工衛星や、ロケットの残骸など)は軌道上にあふれ、実際にたびたび旅客機と衝突事故を起こすなど、社会問題となっていた。


また、地上の貧困・紛争問題は未解決のままで、宇宙開発の恩恵は、先進各国の独占状態にある。このため貧困による僻みや思想的な理由付けによるテロの問題も、また未解決である。


主人公のハチマキは宇宙で働くサラリーマン。主な仕事は宇宙のゴミ「デブリ」の回収作業。いつか自分個人の宇宙船を所有することを夢みている。ゴミ拾いは大事な仕事だと自分を納得させつつ、当初の夢と現実の狭間でこのまま現実を受け入れるか、それとも夢を追い求めるか思い悩む。(ウィキペディアより)
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 (以下工事中)

あずまんが大王

(2002年放送全26話)


 『あずまんが大王』は、あずまきよひこによる日本の4コマ漫画、およびそれを原作としたアニメ作品である。
とある高等学校を舞台にした学園物コメディで、キャラクターの多くは女子高生である。特定の主人公は存在しない。連載時は『電撃大王』での掲載時期と作中の時系列がリンクしており、春には進級、秋には体育祭・文化祭といった形で、その時期に応じた話が展開していった。ただし、あくまで季節や行事を現実時期とリンクさせただけであり、作中の世界について西暦何年といった時代背景や、キャラクターの生年は設定されていない。3年3ヶ月にわたって連載されており、同世代性のある世代は存在しない。メインキャラクターの入学直後から本作の物語は始まり、進級ののち、卒業して高校生活を終えると同時に完結した。(ウィキペディアより)
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 (以下工事中)

氷菓

(2012年放送全23話)


 米澤穂信の推理小説『〈古典部〉シリーズ』を原作としたアニメ作品。制作を京都アニメーションが手掛けた。放送開始時にはネット上で作画の美しさを評価する声が多く寄せられていた。


 文化系部活動が活発なことで有名な進学校・神山高校で「古典部」という廃部寸前の部活に入部した男女4人が、学校生活に隠された謎に挑む、「日常の謎」に分類されるシリーズ。


 アニメはシリーズを時系列順に構成し、その中で大筋においては原作を踏襲している。最も大きな変更点は時代設定で、原作の2000年から放送年と同じ2012年に変更されている。それに伴い「33年前の真実」が「45年前の真実」となり、関係者の年齢もそれに合わせて変更されている。その他、古典部の部室や登場人物の年齢など、原作から変更されている部分も一部存在する。(ウィキペディアより)
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 えるたそ。気になります!

 (以下工事中)

ヤング ブラック・ジャック

(2015年放送全12話)

 

時代は1968年。東大紛争が勃発し、学生運動が激しさを増す中、とある大学の医学部に1人の奇妙な男が在籍していた。半白の髪、全身に残る無数の傷、傷跡を境に皮膚の色が違う顔面。医師免許を取得するため、勉強に励むその青年の名は、間 黒男(はざま くろお)。その天才的な手腕によって、数々の奇跡を起こすことになる彼は、後にブラック・ジャックと呼ばれる。

恩師の本間丈太郎に憧れ、まっとうな医師になることを志していた間黒男が、無免許医となり莫大な医療費を要求するようになった経緯がここに明かされる。(ウィキペディアより)
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 (以下工事中)