2011年に発症しリハビリ病院に転院したしたころから考えていたことの一つに、こうした筋肉の動きを知るため、さらに動作訓練を行うための設備がある。
無重力空間、もしくは大量のゴムのようなもので全身を天井からつるし各筋肉にセンサーを取り付け上記見出しの調査を行う。
リハビリではなく回復、復活を目指す。
消滅死滅した神経の他神経による完全代行、神経回路の完全復元を目指す。
例えば左ひざなど、復活させたい部位を決め、自動・他動の様々な動きから、神経回路の復活がわずかでも感じられるものを手探りで探り感じていく。(11年間やり続けたがこれと言える成果なし)
例えば膝関節なら、最初は膝周辺の痛みがおきる。マヒしている部位のため痛みの伝わりも鈍い場合がある。
次にその関節の大きさを実際の数倍に、そしてそれが鉛で出来ているかのように重く感じる。
関節の位置も実際の位置ではなく、肉体からかなり離れた位置に感じることもある。
関節の位置、大きさ、重さは数年がかりで徐々に実際のものに近づいていく。
その際、関節の接合部がかみ合っていないと感じることもあり、かみ合っていないまま動かすと激しい痛みを覚えるし、全く動かせない状態のまま歯車を一枚ずつかみ合わせていく。
例えば私の右脚だが、右足だけ単独で動かすと動かない部分もある。上半身を固定すると、左脚の動きを100%とすると右脚は20%。重心を前に傾けないと前へ踏み出しにくい。
左上半身の補助と前傾姿勢で踏み出しているに近い状態。したがって左右どちらかの手に荷物を持つと、上半身による補助のバランスが崩れ、足が前に出にくくなる。背負えば重みは影響するが、左右バランスは保たれる。